満月の下、茶会開く: 小泉宗巖さん宅に165人 2006年10月21日
茶道裏千家淡交会オレンジ郡協会と裏千家カリフォルニア今日会は7日 夜、月見の茶会をオレンジ郡ビラパークの小泉宗巌さん宅で催した。小泉 さんは淡交会オレンジ郡協会の会長と、カリフォルニア今日会の名誉会長 を務める。この日はちょうど満月で、昨年を上回る165人が参集。それ ぞれ月を愛でながら、庭での立礼席と点心席、そして座敷での本席を堪能 した。
月見の茶会は、小泉さん夫妻 が親睦を深めようと10年以上 前に始めた。一昨年は近くの川 の周辺から蚊が発生したため西 ナイル熱を心配して取り止めた が、こうした普通の家での茶会 が少なくなっているため好評 で、参加者は年々増加している。
午後6時からスタート。三々 五々到着した招待客らは受付で グループに分けられ、それぞれ の席を回った。
本席は人数の関係もあり、武士が出陣の前に行った「和敬点」を採用し た。床には第15代家元鵬雲斎筆による「東籬秋色佳(ひがしのまがきし ゅうしょくよし)」。これはオレンジ郡協会創立10周年の8年前に家元 より寄贈されたもの。主茶碗には先代大樋長左衛門作による「えくぼ」を 用いた。
庭には秋の七草を中心にした草花が生けられ、月見団子が供えられた。 野点の主茶碗には鵬雲斎家元箱書の「夕暮の森」を用いた。
今日庵参事で裏千家名誉教授 の松本宗静さんもロサンゼルス から駆け付け、表千家同好会南 加支部の教授らも多数参加。参 会者らの中には、月を背景にし て小泉さん夫妻と写真を撮る人 たちが多く、恒例となった月見 の茶会の人気をうかがわせてい た。(長島、写真も)
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