

北陸信越ブロックの茶席。松本宗静・今日庵参事
(前列左端)などの重鎮も茶会を楽しんだ
|
ロサンゼルスの交流茶会のテ
ーマは「ピース&ハーモ
ニー」。「平和」を呼び掛けた
北陸信越ブロックに対し、ロサ
ンゼルス協会は「調和」を掲げ
迎え入れた。北陸信越ブロック
が1階のラウンジ、ロサンゼル
ス協会が2階のホワイエで茶会
を同時進行。大樋焼窯元として
日本内外で名声の高い大樋さん
の作品も使用され、それぞれ4
回にわたり披露し、互いの点前
に敬意を払いながら1つひとつ
の動作に見入った。 |
茶道の実演や講演などで世界中を回る大樋さんは、ロサンゼルスはハワ
イと並び「世界で最も活動的な支部」と評価。日本人が忘れかけた基本に
忠実で、1つひとつの作法に感動するという。「松本宗静さんの弟子たち
が師の教えを継承し、稽古に励んでいるためでしょう」と語った。
式典ではロサンゼルス支部が25人の訪米団を歓迎、三輪理絵子幹事長
と大樋さんが記念品を交換するなどし親睦を深めた。陶芸家、茶人、照
明・インテリアデザイナーとして多才な芸術家の大樋さんは、自身が唱え
る「温新知故」をテーマに講演。論語の「温故知新」を逆から考え、「新
しきをたずねて故きを知る」という発想で、新しい考え方を積極的に取り
入れながら故さの大切さを知ってもらいたいと力を込めた。着物地のベッ
ドカバーなど、奇抜なアイデアを挙げ説明した。
4年ぶりの北陸信越ブロックとの再会を心待ちにした腰山部長は「単な
る茶会ではなく、世界情勢を反映したテーマに沿った有意義な交流となっ
てよかった」と満足。青年部主導の催しに「若い会員が目的意識をしっか
り持って行動し、社会に出た際に今回の経験が役に立つことでしょう」と
述べ、陰で支えた協会顧問や幹部に謝意を表した。
三輪幹事長は「青年部は企画から行事進行まで一生懸命してくれ、頼も
しく思えた。今後も積極的に行動し経験を積みながら、『茶の道』を歩ん
でもらいたい」と期待を寄せた。(潤、写真も) |