大田原市からの一行は、ウエストコビナ市庁舎への表敬訪問や、敬老引
退者ホーム慰問、全米日系人博物館見学、小東京観光、南加栃木県人会の
ピクニック参加、ベル高校見学、イチローが出場した大リーグ観戦などを
体験。生徒らは、異文化に触れながら行く先々で熱烈な歓迎を受け親善大
使を務めた。
滞在最終日には姉妹都市提携を取り持った同県出身の佐藤了・芳江夫妻
の自宅で送別晩餐会が開かれた。日米の交換学生とホストファミリーらが
夕食をともにし、佐藤夫妻らボランティアのもてなしに感謝。歌や踊りな
どのエンターテインメントを楽しみ親睦を深めた。
引率者で大田原市教育委員会の平山正彦・教育次長があいさつし、「訪
米前に大田原とウエストコビナの絆が深まるような『友情の虹』を築こう
と目標を立てたが、それが達成された。市長に子供たちの成長を伝え、市
長の訪米を促したい」と語った。
大田原市の生徒は1人ずつ英語であいさつ。ホストファミリーに感謝の
言葉を述べ、滞在中の貴重な体験を振り返った。どの生徒もアメリカが気
に入り、「日本に戻りたくない」「絶対にアメリカに帰ってくる」という
スピーチばかり。中には「僕を養子にして下さい」と頼み込み、ホストフ
ァミリーを喜ばせる生徒もいて会は盛り上がった。
余興では「ふるさと」や「上を向いて歩こう」などを合唱したり、個人
で横笛の演奏、お手玉やけん玉の妙技を披露するなどショーマンシップに
徹し喝采を浴びた。最後は郷土伝統の与一音頭で締め、ホストファミリー
や2004年の提携締結の調印式のために同市を訪問したウエストコビナ
のマイケル・ミラー前市長も踊りの輪に加わるなどし盛り上がった。
別れを惜しみ泣き出す女子生徒もいたが、「また来るからね」と再会を
約束。両市は友好の絆をさらに深めた。
(潤、写真も) |