|
大和楽は、ホテルオークラの創立者・大倉喜七郎男爵により1933年
に創設されたもので、日本の伝統音楽の内に秘められた精髄を取り出し、
それに西洋的感覚の歌唱法を取り入れて美しく優しい音色と華やかさを醸
し出す音楽。その気品高い曲想が多くの人に好まれ、他に類を見ない新し
い音楽の流派として発展してきている。
大和楽の披露と普及、日米文化交流を目的に開かれるこの新春公演は、
2005年2月に創設された大和楽USA支部の発足記念公演も兼ね、文
化庁が後援し、国際交流基金が助成している。
出演は、大和家元をはじめ、日本の第一線で活躍している三味線、琴、
鼓奏者のほか、日本舞踊は当地の坂東三津拡とその社中、若柳久三とその
社中ほかが共演する。
大和久満家元の略歴=8歳から三味線の稽古を始める。長唄の人間国
宝、7代目芳村伊十郎に師事し、1956年に芳村伊十七の名を許され
る。64年、「創作邦楽研究会」同人となり、現在まで370曲を作曲す
る。69年、初代家元大和美世葵に望まれて立三味線および作曲家として
大和楽に入る。70年、大和久満の名を許され大和楽理事長に就任。75
年、日本コロムビア専属となる。79年、グリーンリボン演技賞受賞。
87年、大和楽2代目家元襲名。2003年、第33回エクソンモービル
音楽賞受賞。演奏、作曲とともに役者、舞踊家からの委嘱を受け演奏会、
CD、TV、映画の演奏に日本のみならず国際的に活動している。
チケットは、35ドル(学生とシニアは20ドル)。大和楽USAおよ
びアームストロング劇場(電話310・781・7171)で入手できる。
|