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二世週祭アワード・ディナー:
3個人、3団体が受賞、日系社会の発展に尽力


2008年8月24日

個人、団体の受賞者と二世週祭実行員ら。前列右端がオオタ実行委員長

 ロサンゼルス地域の日系社会発展のために長年にわたり尽力した個人と
団体を称える二世週日本祭の「アワード・ディナー」が18日、キョウト
グランドホテルで催された。センターテーブルにアントニオ・ビヤライゴ
ーサ・ロサンゼルス市長、伊原純一・在ロサンゼルス日本国総領事、マイ
ケル・アントノビッチ・ロサンゼルス郡参事など錚々(そうそう)たる来
賓を迎え、参加者約200人が各受賞を盛大に祝った。

 今年の受賞者は、個人ではグランドマーシャルに日米両国と日系社会の
ために尽し叙勲受章者でもあるフレッド・ホシヤマさん、名誉グランドマ
ーシャルはハワイ州選出のダニエル・イノウエ上院議員、パレードマーシ
ャルはKNBC局のニュースキャスターのゴードン・トクマツさんの3
人。団体は、「日系市民協会」「二世アスレチックユニオン」「NCR
R」(日系市民権擁護・賠償協会)が、それぞれ受賞し賞状が授与された。

 授賞式は16日夜のコロネーションボウルで司会を務めた女優のタムリ
ン・トミタさんがお得意のジョークを交えながら進行。今年度同祭の新女
王・ジル平泉さんとコートが出席し受賞に花を添えた。ヘレン・オオタ同
祭実行委員長があいさつし、受賞者の日系社会に対する多大な貢献に謝意
を述べ、今週末まで継続される祭りへの協力を求めた。各来賓が祝辞を贈
り、栄えある受賞に輝いた個人と団体の代表が謝辞を述べ、さらなる社会
貢献を誓った。

 ビヤライゴーサ市長は、ボイルハイツで生まれ育ったことから日系社会
に親近感を持っていて、全米日系人博物館の「ボイルハイツ展」を見学し
感激したという。二世週祭は、市議時代から過去7年間で5回参加。豆腐
フェスティバルで試食したり文化展示を鑑賞 、グランドパレードにも姉妹
都市の名古屋市副市長とオープンカーに乗り祭りを盛上げている。

 市長はあいさつで受賞者を「英雄」と称賛し、日系を「愛国心がある社
会」と敬意を表した。長い歴史のある二世週祭が戦争で中断した後、復活
を遂げたことに「多民族都市LAでは、各社会の団結が重要」と祭りの継
続にエールを送った。

 イノウエ上院議員は欠席したが、グランドマーシャルのホシヤマさんが
あいさつに立ち、「二世ウイークの賞には無縁と思っていた」と受賞が思
いがけなかったことを強調。これまでは「グランドパレードは遠くから眺
めるだけだったが、今年はオープンカーに乗れた。長生きしてみるもんだ
な」と、ジョークで笑いを誘った最年長受賞者は、スピーチした壇上で飛
び跳ねて受賞の喜びを表現するほど体は丈夫で、とても94歳とは思えな
い。

 日系社会をこよなく愛し、現在も全米日系人博物館でボランティアをし
ていて、二世週祭に対する熱い思いを語り掛けた。日系社会だけの小さな
祭りから、「歴史を重ね人々の心を動かすようになり、今では名古屋やサ
ンフランシスコ、ハワイ、シアトルからの参加がある」と、その成長を誉
めた。「小東京から世界に交流の輪が広がっている。みんなの頑張りのお
陰だ」と述べ、大きな拍手を浴びた。

 次にあいさつしたトクマツさんによると、グランドパレードでホシヤマ
さんは、出発から終着まで観衆に話しかけ注目を集めたという。トクマツ
さんは、「僕は笑顔を作ってただ手を振っただけ」と、手で顔を覆いなが
ら「(ホシヤマさんに)負けた」と感じたことを明かした。

 受賞者各人と3団体の代表者は17日に催された第68回同祭グランド
パレードで、オープンカーに乗り胸を張って行進。日系社会のリーダーた
ちは、沿道からの喝采を浴びていた。
(永田潤、写真も)

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