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福岡出身2氏が講演
日系人対象のイベントも
記念一環行事


2008年9月13日


講演する田中氏

 7日にロサンゼルス・ダウンタウンのマリオットホテルで催した記念式
典を前に5日、「創立100周年記念講演会」が小東京の都インで催され
た。講演会ではでは、元航空自衛隊空将補の田中憲明氏と、ハリウッドで
特殊メーキャップアーティストとして活躍するAkihito氏の福岡県
出身者2人による講演会が、都インで催された。

 「アメリカに住む日本人からみた日本の安全保障」と題し講演した田中
氏は、日米および日中関係の歴史を振り返り、軍事力を強める中国、日米
安保条約に引け腰になる米国、日本の自衛隊事情、また中国・台湾問題な
どを取り上げた。

 今後の日米関係について田中氏は、「米国に住むわれわれが日米の懸け
橋となり、米国側に『米国内に日系社会あり』と訴え、日本の価値を高め
ていく必要がある」と締めくくった。

 また、「僕が見たハリウッド映画の舞台裏」と題し講演したAkihi
to氏は、自身の経歴をビデオで振り返るとともに、特殊メークがどのよ
うに作成され、どのような行程を経て映画のスクリーンに映し出されるの
かなど、映像や写真を使って紹介。数分間だけ映し出される映像のため
に、多くの人や行程を経ている舞台裏を披露した。

 講演の最後は、Akihito氏が会場から募ったボランティア3人に
「傷メーク」を施すパフォーマンスを披露。5分から10分程度でリアル
な「傷」が完成すると、会場からは「メークに見えない」と驚きの声が上
がった。

 Akihito氏は最後に、「メーキャップの世界において日本人のレ
ベルは非常に高い」と絶賛。しかし、世界の舞台で活躍する日本人アーテ
ィストが少ないのは、「才能を表現できる場が日本に少ないから」と指
摘。「才能ある若者が世界に羽ばたけるよう、ぜひ福岡県から始めません
か」と呼び掛けた。

 南加福岡県人会はこの他、福岡をルーツに持つ日系3世や4世、5世な
どを対象に、福岡をよりよく知ってもらうための「日系フクオカ人の夕
べ」を6日、全米日系人博物館(JANM)で催した。

 夕べでは、ダニエル・イノウエ上院議員やJANMのアイリーン・ヒラ
ノ最高顧問、またUCLAのポール・テラサキ博士など、福岡県をルーツ
に持つ多数の著名日系人が参加し、「ルーツを知る大切さ」を話し合うと
ともに、福岡を紹介する写真やビデオを鑑賞し、福岡および自身のルーツ
への理解を深めた。(中村良子、写真も)

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