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ESGVJCC:新社交ホールが完成
建て替えは「子どもたちのため」

2008年11月28日


創立者の1人のキミオ・ハタケヤマさんがハサミ
を入れたリボンカッティング

 さまざまな日本文化のプログラムを持ち活発に活動するウエストコビナ
市の「東サンゲーブリエルバレー日系コミュニティーセンター」(ESG
VJCC、グレン・ナカタニ・センター長)で立て替えが進んでいた新社
交ホールがこのほど完成し、22日、落成式を行った。

 式典には約200人が参列し、来賓に在ロサンゼルス日本国総領事館の
鎌田康彦領事やロジャー・ヘルナンデス同市長、同市議、ロサンゼルス郡
代表が招かれ、それぞれ祝辞を送った。

 鎌田領事はホール建て替え前から相談に乗り建設費捻出のためのイベン
トにも参加した。完成までの道のりをよく知る領事は団結を称え「このよ
うな大きなプロジェクトが成功したのはセンターのメンバーの努力の賜
物。これからも日系社会の重要な役割を果たしてほしい」とエールを送っ
た。 

 ヘルナンデス市長は、同市が多様性が進んでいると紹介し「ESGVJ
CCはコミュニティーのリーダーとして日本文化を軸とし活動している」
と高く評価。市が今後もパートナーであることを強調し継続した支援を約
束した。

 ナカタニ・センター長は謝辞で、建て替えプロジェクトが動き出した5
年前を振り返りながら「今日はセンターにとって歴史的な日となった」と
感慨ひとしお。建て替えは「次の世代の子どもたちへの投資である」と力
を込めた。「子どもたちはここで仏教を学びバスケットボールに熱中し、
日本語、太鼓、武道など日本文化を継承している」とセンターの活動の意
義を説明。すべての協力者と、市の桜祭と姉妹都市交流、ゲイラナイトの
支援に敬意を表した。

 栃木県人会会長を現在務め、姉妹都市提携締結の陰の立役者となった佐
藤芳江さんは、建て替えプロジェクトにも深く関わった。ホールの完成を
目にし「感無量」。今年2月には建設費のファンドレイジングで趣味のカ
ラオケ仲間などに呼び掛け、歌謡を中心にしたショーを開き2万1200
ドルを稼ぎ出した。また完成記念を兼ねた祝賀イベントも考えており、元
フレンチシェフの夫了さんの協力を得てファンドレイジングのディナーシ
ョーを企画している。

 総工費150万ドルという建て替えプロジェクト。資金作りに多くの個
人から寄付を受け、さまざまな基金を利用したり助成金を得るなどし、着
工に必要な40パーセントの60万ドルを集め建設に漕ぎ着けた。完成し
たものの、ナカタニ・センター長は「依然、ローンの返済が残っている」
と気を引き締め、さらなる協力を求めている。

 センターの詳細は、電話626・960・2566。
 http://esgvjcc.org/home.html
(永田潤)

 

 

 

 

 

 

 

 

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