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LA郡参事会:野口静子さんを表彰
25年以上にわたる奉仕で

2008年12月13日


イボンヌ・B・バーク理事(左)
から賞状を受ける野口静子さん。
右端はサウスベイ敬老看護ホーム
の日吉田ハワード施設長

 ロサンゼルス郡参事会はこのほど、25年以上にわたるサウスベイ敬老
看護ホームでのボランティア活動を称え、野口静子さんに記念の賞状を贈
呈した。野口さんは敬老の施設で最も長くボランティアを務め、その功労
は2万6000時間を超える。

 同看護ホームの日吉田ハワード施設長は、「ボランティアとして、野口
さんは敬老の『リビング・トレジャーズ』の1人。私たちの施設だけでな
く、コミュニティー全体において、高齢者の生活の質の向上に貢献してい
ます」と、野口さんを称賛した。

 野口さんは1921年、鹿児島生まれ。高校を卒業後、鹿児島の銀行に
就職。42年に野口サネユキさんと結婚後、大学で日本語を教えていたサ
ネユキさんと共に旧満州のハルピンに移住。44年、野口ヒデタカ・ヘン
リーさんが誕生した。

 サネユキさんが陸軍に徴兵招集されたため、静子さんはヘンリーさんと
鹿児島へ帰る。60年に兵役を終えたサネユキさんと新天地を求め、加州
ロングビーチへ移住した。サネユキさんは庭師として、また静子さんはタ
ーミナル・アイランドの缶詰工場に職を得た。工場の仕事は勤務時間が長
く、英語をほとんどしゃべらなかった静子さんは多くの困難を経験したが、
同工場で25年間働き続け、85年に退職した。

 サネユキさんが病気になりサウスベイ敬老看護ホームに入居したのをき
っかけに、静子さんはボランティアとして同ホームに通い始めた。そこ
で、日本語だけで生活する自分と境遇の似た多くの日本人に出会い、そう
いった居住者を安心させてあげられるよう、日本語をしゃべるボランティ
アが必要だと感じた。

 以来、敬老のボランティアとして現在も活躍。サウスベイ敬老看護ホー
ムのバザーでは、多くの手作りの品を寄付するなど、ボランティアの手本
であり精神的な支えとして多くから敬意を集めている。

 ボランティア申込みについては敬老シニアヘルスケアまで、電話32
3・980・2352。またはウェブサイトで
 www.keiro.org

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