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松林忠芳輪番が引退へ:開教使49年間務める
西本願寺羅府別院

2008年12月29日


来年1月に引退する松林輪番

 西本願寺羅府別院はこのほど、49年間にわたり開教使を務めた松林忠
芳輪番が来年1月31日付で引退することを発表した。

 松林師は1960年渡米し、ハワイ本願寺教団の開教使としてホノルル
別院に赴任。63年にハワイ教団留学生としてウィスコンシン大学大学院
仏教学博士課程に就学。翌64年、UCLぶ大学院転校し、東洋言語学科
を学ぶ博士課程に進んだ。勉学の傍ら65年2月、ベニス本願寺に入寺。
別院支部仏教会の青少年教化を中心に開教に従事した。

 70年8月、ハワイ教団から米国仏教団開教使に転任。羅府別院参勤で
ベニス本願寺別院支部担当の開教使となる。70年3月、ベニス本願寺が
羅府別院より独立し、米国仏教団第61番目の仏教会として再発足した。
その初代駐在開教使として赴任した。

 80年、ベニス本願寺仏教会本堂を増築。99年4月、34年ぶりとな
る羅府別院第八代輪番として就任した。同年、羅府別院創立100周年を
記念して、納骨堂建立寺基を購入した。05年、無量光寿堂(納骨堂)、
内佛、ウィステリア小聖堂を造営し、加えて別院寺庭拡充と駐車場の一環
化など、過去に例のなかった大事業を次々に完遂するなど世紀の大慶讃法
要勤修に尽力した。

 今年1月には、米国仏教団最初の宗祖親鸞聖人750回大遠忌お待ち受
け法要が羅府別院本堂で営まれ、米国仏教団開教総長を導師として院内、
教区各開教使出仕のもとに厳粛裡に勤修した。

 お待ち受け法要後、松林輪番は内々に開教使引退の意向を示していた
が、米国仏教団開教総長、小杭好臣師の認許を得て今春、羅府別院理事会
において正式に引退の意を表明。出席者は言葉もなくただ拍手を送り合掌
のうちに引退の願い出を受け入れ、ほぼ半世紀にわたる長年の教化に感謝
した。

 その感謝の気持ちを込め、来年1月25日(日)午前10時から同別院
で輪番の告別説教と感謝法要を営む。引き続き正午からは、モンテベロの
クワイエット・キャノンで、松林輪番送別謝恩昼餮会を開催する。

 送別会の詳細は、西本願寺羅府別院寺務所まで、電話213・680・
9130。

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