デザイナー 冨田さんが始球式
着物の世界普及アピール
ドジャース
2009年4月25日

始球式を行う冨田さん
日本の国内外で活躍する着物デザイナーの冨田伸明さんが16日夜、ドジ
ャースタジアムで行われたジャイアンツ戦でロサンゼルスの町並みを描い
た特製の着物を着て始球式を行い、着物の世界普及をアピールした。
始球式は南加日米協会創立100周年記念の一環イベントとして実現し
た。100周年にちなみ日本と日系社会から参加した100人が着物姿で
試合を観戦。参加者は、試合前にドジャース黒田博樹投手ら選手に会い激
励した。
黒田は参加者と記念撮影に納まり「がんばって下さい」などと励まさ
れ、「久しぶりに着物を着た人を見られた」と日本文化の風情を楽しん
だ。現在、故障者リストに入っており「早くケガを治して、こういう方々
(参加者)の前で投げられるようにしたい」と、再起を誓った。
日本からのツアーは、冨田さんが呼び掛けた「着物でメジャーリーグ観
戦」に応募した55人。冨田さんが観光大使を務める富山県氷見市、秋田県
横手市、佐賀県嬉野市や兵庫県豊岡市、三重県伊勢市から参加した。各
自、親善大使となり歓迎を受け、トーリ監督が好んで飲む緑茶やそば、コ
メ、まんじゅう、かまぼこ、茶葉入りの石けんなど各地の特産物をチーム
に差し入れ地元のPRに務めていた。
始球式で憧れの「メジャー」のマウンドに上がった冨田さん。大きなフ
ォームから1球を投じ、「トミータ」というスタンドからの声援に大きく
両手を広げて応えた。冨田さんは「日本の着物文化を伝えることができ
た」と胸を張り、世界普及へ向け「今後の励みになった」と語った。
【永田潤、写真も】
|