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 1年ほど前のこと、私の顔に長年居座っていたほくろが急に大きくなり1カ月ほどの間に倍ほどの大きさに成長した。ちょうど右の頬骨の上辺りで、痛くもかゆくもないが、目障りである。  折も折、知人の知り合いが皮膚がんが原因で、内臓に転移して、数年の闘病の末に他界したという話を聞いたので気になり始めたが、仕事が忙しくてそのまま数カ月が過ぎ、検診の時に内科医に話したところ早速簡単なチェックをして、がんではないから心配しなくていいよ、で終り。

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 3年前、がんの手術を受けることになった87歳の母を見舞いに一時帰国した。 骨粗しょう症と心臓弁膜症で入院したのがさらにその4年前、もとの生活に戻りつつあった矢先だった。  着いた翌日、元カノから高校時代の同期の一人が膵臓がんで他界したことを知らされた。

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 天皇陛下が生前退位の意向を示されているという。江戸時代以降200年来、生前の譲位は例がないため、皇室典範の改正など法整備を行う必要があり、政府が調整に入ったとの報道があった。  最近、ニュースを見ていて、以前にもまして、一歩一歩確かめるように歩かれる両陛下の姿が気になっていた。

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 一体に、日本からアメリカに来た人の中には、どういうわけか自分の過去を美化する人が多い。裕福な家庭に育ち、一流私大を出たなんてすぐにばれるようなウソを平気でつく。年齢を3~4歳ぐらいサバを読むなんてかわいいほうだ。

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   年末を迎え、各地で恒例の歳末助け合い運動が始まっているが、一年を通じて助け合いの精神が生きているのが慈善と互助とボランティアの先進国であるここアメリカといえよう。  ビジネスから退いて16年、私はロサンゼルス郊外で引退生活をエンジョイしている。間もなく

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   物騒なタイトルの本が、今、日本で売れに売れている。『医者に殺されない47の心得』。副題—『医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法』。100万部を突破している。  「医は仁術」という。医者はみな、山本周五郎の『赤ひげ診療譚』に出てくる主人公のように

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   米国の人気女優、アンジェリーナ・ジョリーが両乳房の摘出、再建手術を受けたと公表した。  母親は10年の闘病後56歳で亡くなっている。自身は実子、養子合わせて6人の子を持つ母親でもある。家族の病歴と、子供たちの成長を見届けたい思いから、乳がんのリスクを恐れたのだろう。

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   日本の厚生労働省によると、「健康寿命」とは「介護を受けたり、病気で寝たきりにならず、自立して健康に生活できる」年齢のことなのだそうだ。日本の場合、平均寿命と健康寿命との差は男性で9年、女性で13年ほどあるという。この差の間が「介護を受けたり、

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 不本意ながら、私は腎臓障害、糖尿病ほか、いろいろな病気とつき合っている。半年前にはがんの摘出手術もうけ、現在経過観察中の身だ。もはや70歳は「古来希(ま)れ」ではない時代だから、古希を過ぎたといえど私の年齢で病気がちなのは決してほめられたことではなさそうだ。  私たちはおのれの健康状態について、