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 田舎で1人暮らしをする母は、地元紙の「読者文芸」欄へエッセーや詩を投稿するのを日々の楽しみにしている。そんな母の元へ、昨年の夏頃、手製の詩集が送られてきた。母の書く詩に共感したという読者が、掲載された詩を集め、まとめてくれたのだ。  最近、2冊目が届いたらしく、美しい布の表紙にタイトルまでついた2冊を画像に納め、私と姉に送ってきた。

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 突然激しく全身を揺すぶられ、ベッドから放り出されるように目が覚めた。ノースリッジ大地震が起きたのは1994年1月17日午前4時半の出来事だった。やがて日本の姉や妹から安否を気遣う電話が相次ぐ。テレビで大地震のニュースが流れているという。瞬時に日本までニュースが伝わるその早さに驚いた。

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 大統領就任式を来週に控えるまでとなった。  いつもであれば、11月の投票日かその翌日くらいに開票結果を知ると、次は1月の就任式まで関心はないのだが、今回はこの間がずいぶんと長く感じられた。初めて知ったことも少なくなかった。  接戦州での決着がつくまでが長く、テレビの前に座る時間もまた長かった。

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 念願のワクチンが開発されて、コロナパンデミックに一条の光が見えたとはいうものの、一般に接種が行き渡るまでには3~4か月はかかりそうだし、その間にさらに死者は確実に増え続けるだろう。  犠牲者の数がパールハーバーの奇襲や9・11を上回ると聞けば、停戦も和解もない細菌との闘いは、ただ防戦あるのみという気がする。

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 最近、社会問題になりつつあるディープフェイク。AI(人工知能)の技術が発達することは喜ばしいことかもしれないが、悪用された場合、被害は大きい。アダルトビデオの女優の顔を人気女優などと差し替える犯罪は代表例だが、権力者や政治家の顔を使って、演説映像をでっち上げてネットに流したら、世の中はパニックになりかねない。

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 今年のアメリカは、春のコロナ・パンデミックに始まって、職権の範疇(はんちゅう)を超えた警官の暴力で失われた黒人の命や人権を守るために、人種を超えた市民が立ち上がり、全米各地で抗議デモが連日のように繰り返され、それが暴動や放火略奪に発展。その後始末もできないうちに山火事やハリケーン、洪水と天災が追い打ちをかけた。

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 アメリカに戻る前に再度福岡の実家に帰省すると、黄金色となった田んぼを紅い彼岸花が色どる景色がそこここに広がる秋となっていた。ここ数日、この秋色の中を走るバスに乗って、私は母のもとに新聞を届けている。  もうすぐ98歳になる母は、椅子から立ち上がろうとして転んで動けなくなり、救急車で病院に搬送された。

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 車を降りてポーチの階段を上り始めてふと気が付くと、先ほどまでの、頭上から降るようなせみ時雨が何だか左側に移ったような気がした…が、さして気にもせず家に入ると、右の耳が高層ビルのエレベーターに乗った時のように詰まった感じ。  しきりに唾を飲み込んだり、手のひらで圧力をかけて急に離したりしてみたが効き目がない。

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 帰省中の日本の夏はコロナと熱中症対策で終わるかと思えたが、9月に入ると立て続けに9号10号と台風が登場し、ニュースも台風一色となった。  特に10号は、その大きさと強さが並はずれているとして、気象庁と国土交通省が共同で異例の記者会見を開き、「(鹿児島上陸12時間前には)特別警報発令の可能性がある」と発表。

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 新型コロナの影響で春場所(3月)は無観客開催、夏場所(大阪場所、5月)はキャンセルとなった大相撲は、通常なら名古屋場所の7月を東京・両国の国技館で観客数を制限して行われ、再入幕の元大関、照ノ富士(てるのふじ)が千秋楽に二度目の優勝を決めた。  照ノ富士を応援していた妹は、大喜び。

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 テレビで「死者の権利」という言葉を聞いてハッとした。なるほど、死者にも権利があるのだ。人権を主張する人は多いが、死者の権利を主張する人は聞かなかった。コロナウイルスの感染が急拡大した欧米では、コロナ感染死者は、臨終で行う聖体拝受・臨終の祈りなどに牧師も呼べないし、親族すら呼べない例が続出した。

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 職場を閉じられて、自宅拘束されて早くも1カ月と1週間。テレビを見ても新聞記事を読んでも、新型コロナウイルス関連の記事以外に一体なにがあろう。  友人、同僚に電話をすれば、ホワイトハウスと州知事のケンカにも不謹慎ながら飽きが来て、出てくるのは食べ物の話ばかり。

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