私は大丈夫!
念願のワクチンが開発されて、コロナパンデミックに一条の光が見えたとはいうものの、一般に接種が行き渡るまでには3~4か月はかかりそうだし、その間にさらに死者は確実に増え続けるだろう。 犠牲者の数がパールハーバーの奇襲や9・11を上回ると聞けば、停戦も和解もない細菌との闘いは、ただ防戦あるのみという気がする。
念願のワクチンが開発されて、コロナパンデミックに一条の光が見えたとはいうものの、一般に接種が行き渡るまでには3~4か月はかかりそうだし、その間にさらに死者は確実に増え続けるだろう。 犠牲者の数がパールハーバーの奇襲や9・11を上回ると聞けば、停戦も和解もない細菌との闘いは、ただ防戦あるのみという気がする。
自分の子供に、できれば就いてほしくない職業がある。それは、ユーチューバーだ。周りのティーンにその魅力を聞くと、「好きなことをして座っているだけでミリオネアになれる」。これに同感のデジタルネイティブ世代は多いと思うが、今月に入り、ユーチューブ・スターによる事件が立て続けに起きており、決してロールモデルと言えないインフルエンサーたちが社会に及ぼす悪影響が気になる。
支援している文化団体へのサポートのお礼を兼ねてコミュニティーのあの人この人に「いかがですか」と電話をかける機会が増えた。 その範囲で知ることは、みんな実に真面目に150日の長丁場を自主隔離に励んでいることである。 もちろん私が電話をする方たちはほとんどがシニアとその予備軍ではあるが。
今年も後半になった。リトル東京のハロウィンパーティーも年々参加者が増えて賑わった。日本に住んでいる若者がこれを聞いて、日本の真似をしてるの? というのにはビックリ。仮装はコスプレ同様に日本文化と思っているところがすごい。 ネット社会で情報が氾濫しているのに、視野が狭くなっていると聞いたことがある。
銀行から届いたステートメントに、前月引き出したはずの金額がまだそのまま記載されていることに気づいた。その額、1万5千ドル余り。銀行に行って訂正しなくてはと判断した。 日本で銀行員をしていた親戚からはかつて、10円違っても帳尻が合うまで残業すると聞かされたことがある。
昨年のことだが、職場のホリデー・イベントでインターネットを通してボランティアを探した時、偶然その催しの日に自由な時間があるという理由で応募してくれた人がいた。 スウェーデン在住で、たまたまシカゴに短期滞在中の日本人女性のMさん。職業は料理や栄養学のバックグラウンドを持つプライベート・シェフ。
「明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしく」 はや1月も終わるが、これからも何度も交わすだろうあいさつだ。 日系人会、教会・仏教会、県人会などの諸団体が週末ごとに新年会を催すと、シアトルでは最後の新年会が3月初めとなることさえある。最初は驚いたが、今では長く続く新年交歓は楽しみでさえある。
先日知人宅で「中秋の名月」パーティーが開かれた。前日の夜は、澄んだ秋の夜空に奇麗な満月が昇っていたのに、その夜は雲に隠れ、わずかに月明かりを感じる程度だった。それでも夜気が少し冷たい夜に、30人余りが集い、語らいあうのは、久々に穏やかで心安らぐ時間だった。
先ごろ日本から帰ってきたばかりの友人から「実家のご近所の奥さんがお土産に持たせてくれたものです。よかったらどうぞ」と小さな入れ物に入った佃煮のようなものをおすそ分けで頂いた。 食い意地の張った私のこと、ランチの時間も待たずつまんでみるとこれがおいしい。
シカゴにアジア系市民連合が生まれて今年で31年目になる。 アジア系市民の社会的地位を向上させるためには、すべてのアジア系市民が政治、教育、ビジネスその他あらゆる面で力を合わせて取り組んでいく必要があるという考えから、アジア系16カ国の
世の中には、呆れて、馬鹿馬鹿しく腹立たしい話があるものである。 友人宅のディナーパーティーに招かれて行った時のこと、T氏が「先だっておかしな話があってね」と話し出した。 彼は、日が暮れてからあまり馴染みのない郊外の道を車で走っていて、
元日の朝、私は一路サンクレメンテに向けてドライブする。空はみるみる晴れ渡り、ガラス窓の向こうに潮風を感じる。太陽熱で温まった車の中で心穏やか。こんな元旦がもう10年以上続いている。座席には数日がかりで作ったおせちのお重。おせちパーティーの友人宅ではすでに先着の友人たちがお膳を整え、