2020年を振り返って
参りました。イベントはほとんど中止になり、ワークショップも中止せざるを得ない。対面販売の機会もなくなった。収入の道は閉ざされてしまいました、とA氏。「海外からのインバウンドのお客は絶え、観光ガイドの仕事は消滅しました」と英語力を活かしていたH氏は嘆く。
参りました。イベントはほとんど中止になり、ワークショップも中止せざるを得ない。対面販売の機会もなくなった。収入の道は閉ざされてしまいました、とA氏。「海外からのインバウンドのお客は絶え、観光ガイドの仕事は消滅しました」と英語力を活かしていたH氏は嘆く。
長かったね~。やっと外に出られるね。新型コロナウイルスの感染で緊急事態が宣言され、厳しい外出自粛が続いた街に笑顔が戻った。街ゆく人たちの表情も明るく見える。5月25日夕刻、安倍首相は記者会見で緊急事態の全面解除を告げた。 緊急事態が宣言されて1カ月半、人々には日に日にストレスが溜っていった。
コロナウィルス感染予防のため、加州では外出禁止令が出て、3週間が過ぎた。中国の武漢で発生した新型ウィルスは、たちまちの内に拡散し、世界を混乱と恐怖に陥れている。 滞米以来40年、今回のような長期の外出禁止令が出たのは初めてである。人口密度の高いニューヨークの感染者数は爆発的に増え、毎日うなぎ上りの死亡者数を見るのが恐ろしい。
今年初め頃に流れたニュースらしいが、カリフォルニア州の人口が減っているらしい。 加州に限らず全住民の増減を見てみると、死亡・誕生以外に全ての都市は外から移住してくる人たちと外に出ていく人たちがいる。 前回の国勢調査から比べ加州人口の移住による差は4万人ほど減との予測が出ているそうな。
随分と昔のことですが、当時ガーディナにあった非営利団体の事務所を訪ねた折に、その時の代表が編集したと言って私に手渡したのが、「豆腐バカ 世界に挑む」という本でした。1980年代、豆腐の新たな販路を求めて米国現地法人の責任者を命じられた筆者が、米国人が嫌いな食べ物だった豆腐を米国に広めるために悪戦苦闘した実話でした。
来年1月1日から、イリノイ州では娯楽性の嗜好品としての大麻が解禁となり、21歳以上の成人で、運転免許さえ提示すれば大麻がおおっぴらに購入できることになった。 私たちの年代では「大麻」という言葉からは犯罪の臭いが立ち昇り、密売だの暗黒街だの廃頽的なイメージしか浮かんでこない。
素晴らしい功績を残すのは必ずしも人間だけとは限らない。時として動物がわれわれを支え、そしてはるかにしのぐ活躍をすることがある。 現在カリフォルニア州各地で猛威を振るっている山火事。毎年この時期になると、季節風と極度の乾燥などが影響し、山火事が多発する。今年はその中に一風変わった陰の功労者がいた。
2週間ほど前、18年度の所得税申告をしに行った。 いつもの税理士さんがコンピュータに必要事項を打ち込み、「さて今年のタックスリターンは」と期待。毎年少しでもリターンがあるように月々の税金を大目に払っているから、多少差はあるが大体においてなにがしかのリターンがある。
人種のるつぼのアメリカで、多種多様の人々と、会社では一個人として付き合い、ビジネスの現場では、全く対等の立場で仕事ができることを、感慨深く思うことがある。 指折り数えてみれば、最初に仕事を得てから、現在に至るまで、40年になる。この国で働き始めた若き日は、単純労働しか出来なかった。
4月の東京を歩くと日本の会計年度が新しく始まった月独特と思える光景があちこちで目にとまる。それは特にビジネス街でいかにも社会人一年生と思える大小の若人の集団が目に入り新鮮な雰囲気を醸し出していること。男女とも皆揃って一様に濃紺か黒のスーツ上下に白いワイシャツ、控えめな色のネクタイと新人らしい出で立ちで、若い雰囲気を発散し一目で社会人新入生と分かる。見ていて自分も昔そうだったなと思い出す。