
放火や破壊のヘイト被害:修繕費集め、ネットでスタート
2月25日夜、小東京にある東本願寺ロサンゼルス別院が放火や破壊行為などの被害に遭った。警察では、この事件を、最近全米のアジア系コミュニティー地域で多発している暴行や器物破損と同様に、人種差別を動機としたヘイトクライムとみて捜査している。
2月25日夜、小東京にある東本願寺ロサンゼルス別院が放火や破壊行為などの被害に遭った。警察では、この事件を、最近全米のアジア系コミュニティー地域で多発している暴行や器物破損と同様に、人種差別を動機としたヘイトクライムとみて捜査している。
大統領選挙当日、夕方から興味津々に開票状況のニュースを追っていた。今度こそはとお祝いに備えワインとケーキも用意した。すると地図がみるみるうちに真っ赤に彩られていくではないか。4年前の悪夢がよみがえってきた。 「まさか……またか?」 絶望感のあまり、その夜は早目に就寝した。
トーレンス市で起こったアジア系市民が被害に遭った3件のヘイト事件に対し、人種による偏見や差別に抗議する集会が11日、ヘイトスピークの現場となった同市のウィルソン公園で行われた。被害者4人がスピーチし、そのうちの1人の日本人男性は、集結した100人を超える参加者に向け、加害者が逮捕されていない理不尽な対応を訴えた。
世界の中心都市ともいえるニューヨークが悲鳴をあげている。同時多発テロ、大停電、ハリケーン・サンディー、あらゆる試練を乗り越えてきたこの街が、今、新型コロナウイルスの最大の標的になっている。今や感染者数がどの国より多いアメリカだが、ニューヨーク州は断トツ。
あの日以来、ダウンタウンに住む私の頭上では絶えずヘリコプターの低いうなり声がしている。寝る時もまるで子守唄のようについてくる。ああ、今日も若者たちが「NOT MY PRESIDENT 」のプラカードを掲げてデモをしているのだ…と思いながら眠りに就く。
連邦捜査局(FBI)は14日、全米の憎悪犯罪(ヘイトクライム)に関する調査結果を発表した。統計によると、イスラム教徒に対する憎悪犯罪(ヘイトクライム)が2014年の154件より67%増加し、15年は257件報告され、もっとも増加していたことが明らかになった。また大統領選後、全米各地でヘイトクライムが相次いで報告されている。【吉田純子、写真も】
2日に発生したサンバナディーノの銃乱射事件から1週間以上が経過した13日、ロサンゼルス市のエリック・ガーセッティー市長をはじめ、サンバナディーノ市のキャリー・デービス市長、LA地区の各宗教団体の代表者らがLA市庁舎に集結した。集まった人々は犠牲者を追悼するとともに、テロに屈せず、宗教や人種、性別いずれの差別もなくし、宗教の垣根を超えて市民がともに団結していくよう呼び掛けた。【吉田純子、写真も】
オレンジ郡が発表した2014年度の同郡のヘイトクライム(憎悪犯罪)が、前年度より18%減少し、10年前と比べると50%以上減少していることが分かった。
かなり前になるが、マーケットでの買い物帰り、女性から声をかけられた。「教科書に同性愛のことが書かれているのが子どもの教育に悪いから反対の署名をください」というのである。 僕ら夫婦が「別に良いじゃないか」と言うと、目が真ん丸になって「良いわけないじゃない、
新緑の5月。シアトルは、石楠花が、ライラックが、一斉に花を開いている。月末のメモリアルデー3連休で観光シーズンも本格的に始まる。そんな心浮き立つ5月だが、近頃、全く別の5月もあることを知った。きっかけは、インターネット上に見た「我々チェルケス人はまだ生きてるぞ!
15日に起こったボストン爆弾テロ。ゴール目前で多くのランナーや応援する観客が巻き込まれ、死亡者3人、負傷者170人を超える大惨事となった。 2001年の9・11同時テロ以降、主にニューヨークを中心にテロが計画されるが未然に防がれた
ロサンゼルス郡人事委員会(LACCHR)が発表した調査結果によると、2011年に同郡内で発生したヘイトクライム(憎悪犯罪)が前年度から15%増加した。しかし過去3年連続で減少傾向が続いていたため、発生総数は22年間で2番目に低い結果となった。