被災者の我慢を見習う
外出中の夜に、近くに住む日系人の友人からテキストメッセージをもらった。「テレビのニュースであなたの住むストリートに面するコンドが火事で燃えている。大丈夫か」。すぐさま、間借りしている大家さんに電話した。元気な声で「隣りだから大丈夫」。一安心した。「隣り」とは、別棟だと、人ごとだと思っていた。
外出中の夜に、近くに住む日系人の友人からテキストメッセージをもらった。「テレビのニュースであなたの住むストリートに面するコンドが火事で燃えている。大丈夫か」。すぐさま、間借りしている大家さんに電話した。元気な声で「隣りだから大丈夫」。一安心した。「隣り」とは、別棟だと、人ごとだと思っていた。
サウスパサデナ市のアパートに住む親友宅に先月、アパートのマネージャーから、60日以内の立ち退きを命じる手紙が来た。家賃の滞納をはじめ、これまで一度も問題を起こすことなく、模範的な賃借人だったにも関わらず、理由なしに突然言い渡された「no-fault eviction」に、私も親友も憤慨した。