変化にブレないココロ
スマホの充電器が壊れやすくなったことは小さな変化かもしれない。充電コードをつけたまま、ニュースやSNSのみならずドラマや映画まで見るようになったからか。さらには老眼まで始まった。これは大きな変化だ。 大なり小なり、色々と前代未聞を経験した2020年がまもなく終わろうとしている。
スマホの充電器が壊れやすくなったことは小さな変化かもしれない。充電コードをつけたまま、ニュースやSNSのみならずドラマや映画まで見るようになったからか。さらには老眼まで始まった。これは大きな変化だ。 大なり小なり、色々と前代未聞を経験した2020年がまもなく終わろうとしている。
最近のキーワードは「デトックス」。ついこの言葉が口から出てしまう。 辞書によると「解毒」とか「体にたまった有害物質を取り除く」ということらしい。サウナやジムで汗をかいたり、ファスティングをしたり、腸にたまった宿便をたっぷり出したらできそうだ。 でも私がしたいのは…
「コラム一丁あがり!」と、心の中で呟く。もし書き起こしていたら素敵なコラムになりそう。そんなスピーチを毎週ヨガのクラスで聞いている。 彼女はいつも何気ない身近な話題から始める。息子がスマホを壊した話、テキストを連打してくる悩み多き友人、行きつけの銭湯で見つけたツバメの巣…。
健康維持とストレス解消のため地元のウエストLAのジムに軽く汗を流しに長年通っている。大規模な改築後は、比較的きれいになり、一通りのモダンなトレーニング用具は揃い、ヨガクラス、室内プールや13周すれば1マイル(1・6キロ)のトラックもある。 そのトラックだが、曜日ごとに時計回りと反時計回りに走る方向が変わるサインが壁に表示しており、自分はそこで必ず10~15周は走る。
夏休み初日、慣れない土地で1時間半もの行列の中にいた。なかなか前に進まずに足も疲れてイライラ。その矛先は次第にある特定の人たちに向かっていった。 ヨガの先生に教わった言葉を思い出したー「浮かんできた感情をただただ遠くから眺める。良い悪いなどの判断も下さずに。
「やっぱりドン引きしちゃうよね」と仲のいいヨガの先生は言う。パッと聞いて引いてしまう言葉なんて、身近にそうそうない。 ロサンゼルスで始めたヨガ。いま通っているのはなぜか「New York」の名も入ったヨガスクール。スタジオもキレイでおしゃれ。「LA発」とか「NYセレブに人気」なんていう宣伝文句にめっぽう弱い日本人の心をわしづかみにしているのか、大人気だ。