歴史的なコロナ禍の戦い
新型コロナの感染拡大で一変した日常生活は、一向に元に戻れない。そんな中、米三大プロスポーツのうちのバスケと野球で、コロナを吹っ飛ばす勢いで快進撃を続けた地元2球団がやってくれた。 まずは10年ぶりに優勝を果たしたレーカーズ。名門チームにとって屈辱的な低迷期を経ての復活劇だったが、シーズン中には悲劇が起こった。
新型コロナの感染拡大で一変した日常生活は、一向に元に戻れない。そんな中、米三大プロスポーツのうちのバスケと野球で、コロナを吹っ飛ばす勢いで快進撃を続けた地元2球団がやってくれた。 まずは10年ぶりに優勝を果たしたレーカーズ。名門チームにとって屈辱的な低迷期を経ての復活劇だったが、シーズン中には悲劇が起こった。
延長18回の死闘をサヨナラホームランという劇的勝利で飾ったドジャース。ワールドシリーズ(WS)史上、最長だったらしく、決着が付くまで、なんと7時間20分を要した。沸きに沸いた地元球場で、幸運にも私もその歴史的瞬間の目撃者の1人となった。ダラダラ、点数が入らない延長戦は、飽き飽きするものだが、やはり30球団の頂点を争う大舞台は違っていた。
この時季になると、決まって日本がうらやましくなる。四季があり、その折々で風情を味わうことができるからだ。日本で秋といえば、芸術、読書、食欲、スポーツ、実りなどと豊かに表現される。友人から送られた写真の紅葉は、目を楽しませてくれるのはいいが、深まる秋に、哀愁と郷愁を同時に覚え、何ともいえない気分になる。