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 「孤独との付き合い方」に関する書籍が空前のブームを呼んでいる。  昨年7月に発売された五木寛之氏の『孤独のすすめ』は30万部を突破。下重暁子氏が今年3月に出した『極上の孤独』は27万部も売れている。  出版業界が長い知人によると、読者層は60代以上が中心で、「家族に囲まれ一見、幸せそうな人」や「老後、多くの友達と交際し、精神的にも満たされているように見える人」が意外に多いという。

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 「老いとどう向き合うか」―。一芸に秀でた人の助言には含蓄がある。  爽秋、メディアを通じて「出くわした人」が3人いる。五木寛之(85)、弘兼憲史(70)、ビートたけし(70)のお三方だ。  それぞれに功成り名を遂げた高齢者だ。  五木氏は「青春の門」「親鸞」などで数々の賞を受賞している実力派作家。

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 暮れの新聞で、五木寛之氏のインタビュー記事を読んで愕然とし、なるほどと目が覚めた思いをしました。五木氏は少年期に平壌で終戦を迎え、周囲に大量の死を見る過酷な引き上げ体験を持ち、長年人間の生と死について深く考えてきた直木賞受賞作家です。

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 最近、ボランティアとは何ぞや? を考えさせられる。敬老売却をめぐる論議の中で、奉仕とかボランティアの文字を目にする機会が多くなった。聞いていると、無償であることは奉仕だとか、ボランティアは何か見返りをもらうものだとか、解釈はいろいろあるようだ。

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 40年前に読んだミステリアスな3章構成の寓話、リチャード・バックの「かもめのジョナサン」(「Jonathan Livingston Seagull」)の完成版が10月に出る。  英語版に先駆けて、作家の五木寛之さんが「創訳」(創作翻訳)した日本語版が発売されたとい

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   「あきらめる」は、諦めるを連想する。それも大切だとしながら、五木寛之氏は、「明らかに究める」どうしようもない現実を、正面から目をそらさずに見よう、という立場だ、と著書に記している。  前回のこの欄に「ゆっくりのすすめ」を書いた

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 猛暑を極めた夏の名残りも9月のお彼岸を過ぎると嘘のように引いてゆき、各地に甚大な被害をもたらした台風15号とともに去っていった。  9月の中秋の名月には、うさぎの折り紙を両側に、お団子と梨やブドウを供え、お銚子を一本立てた。残念ながらお月見の象徴・すすきの姿はない。