幻の五輪代表選手に金メダルを
東京五輪・パラがいよいよ8カ月後に迫った。オリンピックは、「スポーツの祭典」と並んで政治が絡んだ「平和の祭典」とよく言われる。まさにその通り。戦争が起こっては、競技どころではない。1940年に予定された東京五輪は日中戦争の影響でヘルシンキに移り、そして大会自体も中止となった。
東京五輪・パラがいよいよ8カ月後に迫った。オリンピックは、「スポーツの祭典」と並んで政治が絡んだ「平和の祭典」とよく言われる。まさにその通り。戦争が起こっては、競技どころではない。1940年に予定された東京五輪は日中戦争の影響でヘルシンキに移り、そして大会自体も中止となった。
熱戦を繰り広げた冬季五輪とパラリンピックが終わった。日本選手の活躍により6月のサッカーワールド杯に照準を合わせる日本代表は刺激を受け、そして2年後の東京五輪に弾みをつけたことだろう。 ここ数週間、降ったりやんだりの南カリフォルニアで、不順な天候のうっぷんを晴らすかのように女子テニスの大坂なおみが先週の大きな大会で初優勝を飾った。
華やかに幕を開けた冬季五輪。楽しみにしていた開会式はもちろん、日本選手団の入場行進だ。テレビにかじりつき、まだか、まだかと待ちわびた。「ジャパン」と紹介され、選手たちが登場、安倍首相がアップで映し出された。気分は最高潮に達したが突如、暗転する。コメンテーターが、よからぬことを喋ってしまったのだ。