
10月1日から4日間開催:オンライン上映、舞台あいさつも
「Japan Film Festival Los Angeles 2020」(JFFLA)が10月1日(木)から10月4日(日)まで開催される。作品はオンライン上映され米国全土から視聴できるが、米国外では視聴できない。監督、出演者の舞台あいさつや、トークイベント、アワードセレモニーなどの無料イベントは全世界から視聴できる。
「Japan Film Festival Los Angeles 2020」(JFFLA)が10月1日(木)から10月4日(日)まで開催される。作品はオンライン上映され米国全土から視聴できるが、米国外では視聴できない。監督、出演者の舞台あいさつや、トークイベント、アワードセレモニーなどの無料イベントは全世界から視聴できる。
大林宣彦監督が永い「ロケハン」に旅立ってから、ちょうど5カ月目に自宅を訪問しました。人が集まれない状況下で、葬式にも出席することができませんでした。玄関の呼び鈴の音が、懐かしくも寂しくも響くと、奥様の恭子さんが笑顔で出迎えてくれました。「今日は監督の月命日にお会いできてよかったです」と伝えると、「そうだったですね」と微笑み、映画の資料がたくさん乗っているテーブルに招かれました。
東京に非常事態宣言が出て、満開だった桜が散り始めた頃、大林宣彦監督の訃報の知らせが届きました。4年前に余命宣告を受けてもなお映画を制作し続け、念願の新作の公開予定日に旅立ってしまいました。 東日本大震災の翌年、私は主催する映画祭で大林監督にゲスト出演をお願いするために、何度も足を運んだことを思い出しました。
映画『青い山脈』が最初に上映されてからちょうど70年目になる今年の5月、杉葉子さんがひっそりと日本で旅立たれました。 パロスバーデスにお住まいになっていた頃には、しばしば突然の呼び出しがあって、アーバインから車で1時間近くかけて駆けつけると、「パソコンの使い方がわからないのよ」と、にっこり笑って出迎えてくれたことを思い出しました。