生涯現役を貫いた名司会者
コロナパンデミックで在宅勤務となり、一つ良かったことは、家族がそろって夕飯を食べられるようになったことだ。時には残り物のリメイクであっても、温かい食事をみんなでいただけるのはうれしい。 そんなわが家の夕食時、クイズ番組「ジェパディ!」を見ながら解答合戦をするのが恒例になっている。
コロナパンデミックで在宅勤務となり、一つ良かったことは、家族がそろって夕飯を食べられるようになったことだ。時には残り物のリメイクであっても、温かい食事をみんなでいただけるのはうれしい。 そんなわが家の夕食時、クイズ番組「ジェパディ!」を見ながら解答合戦をするのが恒例になっている。
当地のお盆カーニバル、七夕茶会も一段落。二世週日本祭の時期がやってきた。 お盆供養や一連のイベントに行ってみて、何か昨年と違うと感じることが多々あった。いつもいて当然と思っていた人が鬼籍に入られ、それで、雰囲気が変わったのだと。西本願寺のお茶席にいつも坐っておられた松本宗静先生もいらっしゃらなかった。
年が明けて最初の週末に告別式があり参列した。 故人が99歳6カ月と高齢だったこともあり参列者も一通りお悔やみは述べても湿っぽさは無く、もっぱら楽しかった故人との思い出話に花が咲き、参列者同士が旧交を温め合う風景があちらこちらでみられた。 そういう私もご無沙汰をしていた友人、知人に久しぶりに会えて、告別の会場で新年のあいさつを交わすことになった。
高野山に行ったことをこの欄で書いたら、何人もの人から行ったことがあると声を掛けられた。行った場所を共通の話題にできるのは楽しい。 「日本はどうでしたか?」と聞かれるのが、正直いって苦手だ。「よかった」では、納得しないと思うからだ。相手が何を望んで聞いて、どんな
戦没者の慰霊や、故人となられた家族をお参りするメモリアルデー。お墓は、供えられた花や国旗で賑やかになる。 戦争で命を落とした兵士には、功績に敬意を払い、身内でなくても墓参する人たちがいる。追悼法要も行われる。同じ戦争に翻弄された人たちで
人は、「いかに生きいかに死ぬか」が人生最大の課題といえる。人の一生は、生まれてから人生という真っ白なキャンバスに「いかに生きるか」の絵を描き始め、「いかに死ぬか」で死を迎えて筆をおく。 武士道においては、特に「いかに死ぬか」が最大の命題で、