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 南加から東京に移って2年弱、東京は大きく実に多彩な顔を持っていて見どころが無限にある感じだ。奈良、京都に比べれば歴史は短いながらも花のお江戸以来の政治、経済、文化の中心として、そして明治以降は首都となり国際都市として拡大発展して来た。そういう俯瞰(ふかん)の中で、東京生まれながらも長年のLA生活から戻ったお上りさんの感覚で、あたかも新しい都市を見物するような気分で行きたい所や見たい所へ具体的に一つ一つ足を伸ばして出歩き、行く先々を面白く楽しみ味わっている。

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 福井県は、幸福度が高い地区だといわれています。これは健康、文化、仕事、生活、教育という基本的な指標で毎年、住民からの直接のアンケートで集計されるそうで、実際に全国学力テストや、平均寿命も日本の中では常に上位に入っているのです。何よりもここに住む人自身が、福井は幸福度が高いということを知っていることが、幸福な街に住んでいるのだという実感を生んでいくのかもしれません。

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 日本でこれを書いている今9月19日から22日へかけて土曜から火曜まで4連休だ。土、日は通常の週末だが月曜は敬老の日、火曜は秋分の日となっている。  日本に移って1年半、住んでいてよく思うのが年間を通して「あれ、また連休か」と連休が多いこと。すなわち祝日が多い。

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 前回、小東京の掃除について触れたら、ご意見を賜った。ごみ箱の設置を増やしたらいい、吸い殻入れを設置したらいいという、至極もっともなご意見が多かった。この考えは日本人だったら当然。しかし、その考えが通用する所だとは思えない。  日本でたばこを吸う人は喫煙場所か、喫煙場所の指定がない外では吸い殻入れに吸い殻を捨てる、もしくは携帯用の吸い殻入れを持ち歩くなど、マナーを守っている人が多い。

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 ここ南カリフォルニアに住んでいると、世界からの移民が各国の文化や風習を伝えていて、日本の風俗習慣も思う存分に楽しめる。その半面、アメリカの各行事もこなさなければならず忙しい。  特にサンクスギビングからクリスマスにかけてはそう。お決まりの忘年会にクリスマス会が続き、仕事納めまで時間に追われる。

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 家から歩いて10分弱の所に「成城ホール」がある。これは世田谷区役所の成城支所の名前だ。区役所の支所と言っても地下1階地上4階のビルの中に区民の生活をより楽しく豊かにする機能がたくさんあり、その一つに250人規模収容の劇場(区民ホール)もあり、落語寄席や音楽コンサートなどが一年を通じ盛んに開催されている。

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 小高い丘の上にたたずんでいると、150年前に海をわたり、カリフォルニアの大地に入植した先駆者たちの足跡をたどりたいという思いを抑えずにはいられなかった。  今月8日、アメリカ本土初の日本人入植地「若松コロニー」が形成されてから150年を祝う記念式典がカリフォルニア州北部ゴールドヒルの跡地で行われた。

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 前日に吹いた大風で椿の葉が大量に落ちていた。スロープは緑や黄色の葉でカーペットが敷き詰められたよう。落ち葉が流れ込んだ水路には詰まりが生じ、 蓋の隙間から水が道路に勢いよく噴き出す。  一人暮らしで高齢の親にとって庭や水路の掃除は優先順位が低い。帰省している間だけでもと竹ぼうきで掃き始めた。

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 四つの島からなる北方領土に住んでいたかつての島民が、里帰りをしていたことは知っていた。先祖の墓参りくらいだと思っていたが、今回の国後島訪問で、同行したある衆議院議員の信じがたい問題発言が取りざたされたことで、訪問の意義の深さを知った。  問題とは、元島民で訪問団団長が現地で日本人の新聞記者2人にインタビューを受けていた最中に突然、酒癖が悪くその夜も酔っていたというその議員が乱入し「(ロシアが混乱状態にある時に)戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」と問うた。

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 探し物をしていたら、古い新聞が出てきた。それは、2009年3月26日付朝日新聞国際版「リトル東京 人種のるつぼ」という記事。小見出しの「若い日系人 進む街離れ」「急増する韓国系」「『ルーツ守れ』集いの場づくり」のとおり内容が一目瞭然。  小東京タワーズやミヤコガーデンズの韓国系住民の比率が、その10年前と比較して3倍になっている。

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 ふとしたことから異国の文化に魅了され、その国の文化を生涯愛し続ける人々がいる。ロサンゼルスにも日本文化を愛し、その良さを紹介し、日米の友好親善に貢献する米国人の姿がある。  きっかけはさまざまだ。日本食だったり、サムライフィルムだったり、観光で訪れた時の親切な人との出会いだったり。

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 先日知人宅で「中秋の名月」パーティーが開かれた。前日の夜は、澄んだ秋の夜空に奇麗な満月が昇っていたのに、その夜は雲に隠れ、わずかに月明かりを感じる程度だった。それでも夜気が少し冷たい夜に、30人余りが集い、語らいあうのは、久々に穏やかで心安らぐ時間だった。

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