フィナーレ
終活にとりかかってみている。といっても、リビングウィルとかでなく、その前段階、持ち物の整理といったところ。とにかく、モノを減らしてスッキリさせたい。スーツケースひとつで渡米した身だ。スーツケースひとつに戻せるのか。この20年間で随分モノが増えた。断捨離のセンセイ方は1年間使わなかったモノは捨てられると言うのだが…。
終活にとりかかってみている。といっても、リビングウィルとかでなく、その前段階、持ち物の整理といったところ。とにかく、モノを減らしてスッキリさせたい。スーツケースひとつで渡米した身だ。スーツケースひとつに戻せるのか。この20年間で随分モノが増えた。断捨離のセンセイ方は1年間使わなかったモノは捨てられると言うのだが…。
2週間の日本滞在で「終活」という言葉を何度耳にしただろう。テレビやラジオで「しゅうかつ」という音が流れるたびに、「就活?」と一瞬思うのだが、ほとんどの場合「終活」だった。 「終活とは『人生の終わりのための活動』の略」らしい。伝聞調なのはこの言葉をまだ使いなれていないから。
ロサンゼルスと比べると、シアトルの夏は短い。ガレージセールなどのサインも、夏の3カ月に集中する。 不用品が出た時に、惜しみながら捨てる以外に、寄付や売るという選択肢のあるのは本当に素晴らしい。日本でも近頃はフリマ(フリーマーケット)で売ったりイーベイやメルカリに出品したりと、再利用の機会が増しつつある。
数年前に帰国してから、取りあえずの住居として川崎市宮前区のアパートに落ち着きました。東急田園都市線で渋谷まで25分、駅から徒歩3分と便利で8階建の最上階南西の角部屋。 周囲はまだ所々に武蔵野の田園の面影を残し、眼下には桜の小公園と地主の旧家が数軒、緑も濃くブドウ畑やキウイ畑が見下ろせます。