Browsing: 新年号

磁針
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 今から20年以上も前のこと、私がシカゴの日系紙で仕事をしていた頃、ある日本のジャーナリストと知り合った。  長年新聞畑で仕事をしてきた大先輩であり、いろいろ参考になることも教えていただいたが、そのひとつが、「コミュニティーが支えてくれない新聞は存続できないし、日系紙が育たない日系コミュニティーもまた大きくなれない」ということだった。

磁針
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 「1面コラムは2時間以内にさっさと仕上げてー」が口癖の編集長。そんな簡単に書けるわけもなく、毎回産みの苦しみを味わうわけだが、今回はなんだか違う。これは冬休み効果に違いない。  いま札幌市の住宅街にある蔵づくりの珈琲店で原稿を書いている。

磁針
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 やっと2015年がやってきた。暮れは1年分の仕事とその締めくくりである新年号作成でヘトヘト。体力が最低になるこの時期恒例の「年末風邪」も無事にひき、後は「正月休みにその風邪をなおすぞ」と計画。待ちに待った正月休みも家でゴロゴロしていたら

コミュニティー
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 ロサンゼルスを拠点に活動する障害児を育てる日本語を話す親の支援グループ「手をつなぐ親の会(JSPACC)」内に、障害児をきょうだいに持つ健常児のグループ「シブリング会」がある。障害児の世話に奮闘する親を陰で支え、障害のあるきょうだいのよき理解者として寄り添ってきた彼らを支援する目的で結成され、6年を迎える。会員は12歳から23歳の19人。人一倍の優しさと思いやり、また親亡き後にきょうだいの面倒をみる覚悟を胸に、差別のない社会を目指す。障害者と健常者の橋渡し役を担う次世代のリーダー5人に、それぞれの思い、そして将来の夢について語ってもらった。【取材=中村良子】

磁針
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   子供のころ、親に怒られ1人泣いているといつも愛犬が隣に来て、まるで「大丈夫?」と心配してくれているかのように真ん丸の目で下から私の顔を見上げてきた。その純粋で愛らしい表情を見ながらふわふわの暖かい毛に触れると、不思議と不安が和らいでいったのを覚えている。

特集記事
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 甘い香りが漂う中、職人の手によって素早く作り上げられる数々の繊細な作品に、多くの老若男女が魅了されたあめ細工。その伝統と技術、魅力を叔父から伝授され、現代に合わせたアレンジを加えながら進化させている職人がここ、ロサンゼルスで活躍している。アメリカで培った技術とパフォーマンスを将来日本へ逆輸出することを目標に、日々あめに「命」を吹き込む若手あめ細工職人、一柳孝文さんに話を聞いた。 【取材・写真=中村良子】

特集記事
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   UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のエクステンションに、自閉症やダウン症などといった知的、発育障害のある若者に学習の場を提供し、就職の機会や自立を支援する2年間の修了プログラム、「パスウェイ(Pathway)」がある。2011年秋学期現在、43人の障害を持つ学生が在籍、それぞれの目標を達成するため学習に励み、名門UCLAファミリーの一員として、大学生活を満喫している。