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「騎士団長殺し」  村上春樹の新作「騎士団長殺し」(新潮社)を読み終えた。奇妙な題名の小説だ。騎士団長とは中世のCommendatoreの訳。十字軍時に騎士修道会や王侯貴族が設立した騎士団の管区長のことだ。  モーツアルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」に一人の騎士団長が登場する。

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 日本の参議院選挙が実施された。今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、日本全体で約240万人の若者が新たに選挙権を得たという。国の将来をになう若い人たちの意見を政治にも取り入れ、若者からの政治離れを防ぐ狙いと、新有権者の意識に期待し、全体の投票率を上昇させたい狙いもあったようだ。

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 日本からの年賀状が年々減っている。電子メールの普及で年賀状を書く人が少なくなったことに加え、天寿を全うする知人、友人が増えているからだ。  そうした中で今年も先輩Kさんからの年賀状が届いた。

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 三浦哲郎に「とんかつ」という短編がある。  母親に付き添われた一人の若者が福井・東尋坊の宿に一泊する。僧侶だった父が急逝。跡を継ぐため、翌朝、名刹に入門するためだった。おそらく「瀧谷寺」(たきだんじ)あたりだろう。

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 こんなタイトルの番組があったような気がするが、そんな高尚なことではない。  なかなか新聞を読めないので、山になっている。5月○日とあったので、先々週かと思ったら、昨年だった。たまりすぎたので、無作為にとったら、今年3月の朝日新聞だった。

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 暮れから正月にかけて一冊のミステリー小説(全6巻)にどっぷり浸かってしまった。ミステリーの醍醐味は、作者が仕掛けたナゾをページをめくるごとに解き明かしながら、最後にはどんでん返しがあるところだ。

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   物騒なタイトルの本が、今、日本で売れに売れている。『医者に殺されない47の心得』。副題—『医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法』。100万部を突破している。  「医は仁術」という。医者はみな、山本周五郎の『赤ひげ診療譚』に出てくる主人公のように

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   2020年オリンピックとパラリンピックの東京開催が決まった。  4年前の招致活動は石原都知事のひとり相撲の趣があったが、今回は違った。  この夏、NHKは東京オリンピック回顧番組を何度も放映して五輪気運を盛り上げ、新聞・雑誌も

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   オバマ大統領に普天間問題では「トラスト・ミー」と言い、一時は県外移設案を打ち上げ、沖縄県民をぬか喜びさせた鳩山由紀夫元首相。最後の最後では日米政府合意済みの辺野古移設を受け入れた。その鳩山という政治家について、ヒラリー・クリントン前長官はどう見ていたか。

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   〈陸上のジャマイカ選手権最終日は1日、キングストンであり、男子200メートル決勝で19秒19の世界記録を持つウサイン・ボルトは19秒83で2位に終わった〉。  7月のある日のウエブ版朝日新聞にあった一文だ。「最終日は…あり」。なんとひどい悪文だろう、これは。

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 朝日新聞は〈二・二六事件と財政—高橋是清に何を学ぶか〉と題する社説を掲載した(2011年2月27日)。帝国陸海軍の専横に抵抗しようと努めた高橋を読者に紹介する社説なのだが、ここで問題にしたいのは、実は…。  この社説中の次の四文をまず見ていただきたい。