
地域とつながり「卒寿」祝う:歴史を刻み、宝となる人材育成を
ロサンゼルス市ボイルハイツにある日本語学園協同システム羅府中央学園(村方清園長)は11月9日、創立90周年の記念昼餐会を行なった。近隣の日系団体も招待し地域の交流を深めつつ継承日本語を第一とする学園の「卒寿」を祝った。
ロサンゼルス市ボイルハイツにある日本語学園協同システム羅府中央学園(村方清園長)は11月9日、創立90周年の記念昼餐会を行なった。近隣の日系団体も招待し地域の交流を深めつつ継承日本語を第一とする学園の「卒寿」を祝った。
ロサンゼルスの5カ所の学校で継承日本語に取り組む日本語学園協同システム(村方清学園長、生徒500人)の連合スピーチコンテストが3月23日、小東京の曹洞宗禅宗寺で行われた。先に各学校で行われた1次を勝ち抜いた代表44人が、小学部から高等学部部門、学園特別選出部門にエントリーし、連合コンテストの頂点を目指して熱弁を振るった。【麻生美重、写真も】
「学園長になるまでは、週に何度かやって来る孫の相手をしていました」 7月に日本語学園協同システムの新学園長に就任した村方清さん。
日本語学園協同システムの新学園長就任披露会がこのほど、日米文化会館のガーデンルームで催され、来賓や招待客など約100人が祝福に訪れた。7月に第11代学園長に就任した村方氏は継承日本語を第一に取り組む協同システムの現在、そして今後の展望を語った。
来年90周年を迎えるボイルハイツの羅府中央学園がこのほど、恒例の夏祭りを開催した。学園関係者約130人が、弓削ロバート会長をはじめとするPTAメンバーと保護者、教師らの準備したバーベキュー、かき氷、たこ焼きなどを楽しみ、そうめん流しや盆踊りなどの日本文化を体験。節目の年を間近に控え、学園全体に新たな気運が高まっている。【麻生美重】