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 日本に行った先月、知人とスペイン料理店に入った。ウェイトレスの名札がスパニッシュネームだったので、知人は彼女は日本人ではないと思ったらしかった。私とは、見解に相違があったので、確かめようということになった。結局は、日本人でレストランでの通称だった。  どうしてここまでのことになったかというと、コンビニやレストランで働く外国人留学生が増えている現実があるからだった。

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 渡米して、はや人生の半分が過ぎようとしている。母国はいつ何どきも忘れず気になるもの。明るい話題に勇気づけられる半面、降り掛かる幾多の災難には心が痛む。頻繁に起こる自然災害は特にそう。  地震大国日本。私が渡米して以来、阪神と東日本の大震災に加え、各所で地震や台風、豪雨による洪水、地滑りなどが後を絶たない。

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 ここ一、二年、サブサハラ・アフリカに嵌(は)まっている。  旧知の社会活動家、玉井義臣さんが始めた「アフリカ孤児高等教育支援イニシアティブ」のアドバイザーを請われたのがきっかけだった。  サブサハラの孤児たちを欧米先進国の大学で勉強させ、卒業後は母国の発展のために尽くしてもらおうという画期的なプロジェクトだ。

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 「またか」と、思わず口に出る。どうして、われらの母国は、次から次へと、地震や台風、洪水など、自然災害が各地で起こるのだろうか。阪神大震災、新潟中越地震、東日本大震災、そして熊本地震は昨年のこと。被災地の中には、復興を遂げる最中なのに、「一難去ってまた一難」の嫌なことわざが、当てはまってしまう。

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 磁針欄に拙文を書き始めて6年。振り返ると始め3年程はほとんど毎回日本語を題材に独断勝手文を続けていた。やまと言葉という言の葉を愛する者として母国語である日本語に馴染み、その奥深さを味わえる日本人に生まれた幸せを思う。さて今回は勝手雑談綴り。

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 命や生活に関わる災害情報を多言語で発信する大切さをあらためて痛感したのは、5年前の東日本大震災の取材でのことだった。  被災地には日本人だけでなく、外国から来た人たちも多く暮らしていた。

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   母の卆寿を祝いに里帰りした6年前の早春の東京。着いたら都が桜の開花を宣言。僕ら夫婦も母国の同胞の桜狂想曲に加わり好天の都内各地で満開の桜を楽しんだ。桜を愛で心奪われる日本人は何ともたおやかな情緒と文化の民族かとつくづく感じ入った。

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   リトル東京を訪ねて来る人の中に、かつての「リトル東京」を求めている人がいる。以前、来たことがある日本人や日本人以外の興味を持っている人など。もっと日本語が飛び交っていて、日本文化を学ぶ機会があちこちにあって、日本から直送されたものが買えて、