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磁針
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 松本清張が万葉集に造詣が深いという話は以前何かで読んだことがある。清張作品には万葉集に収められている大和言葉が頻繁に出てくる。  例えば、『山峡の湯村』に出てくる「かずく(潜く)」という言葉だ。かって能登で海女だった女主人公が湖畔の水鳥がエサをとる様子を「かずく」(かづく)と表現している。

磁針
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   やまと言葉が好きだ。たとえば漢語で満天の星と言うより夜空に広がる星の方がいいな。好きな言葉はたくさん。あけぼの、朝ぼらけ、あまた、淡い、あんのん、いくさ、いささか、いたわる、いつわり、射抜く、祈る、海鳴り、うらら、うるむ、おいとま、おぼろ、かすむ、気まぐれ、心残

磁針
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   日本語には男言葉と女言葉があり面白い。日本語の情感やひだを豊かにしている。これは大昔から時代の変遷に形を変えながらもやまと言葉、漢語ではなく、脈々と生きる日本語文化の個性だ。  日本語には基本的に男女共用の中性語たる標準語があり、公用語として公的な場や文書で主に

磁針
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 今回も好きな日本語、そうでない日本語についての主観私見の勝手文です。前稿でお母さんなどの「お」と「さん」で挟む語の味わいと温かみが好きと書いたが紙面が無く例を少ししか書かなかった。好きなのでさらに追加すると、お月さん、お嫁さん、お婿さん、お向かいさん、お姉さん、おばあさん、お雛さんなどたくさんありますよね。