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 7月28日、夜8時、ロサンゼルス・ダウンタウンのディズニー・コンサートホールでベートーベンの第九(交響曲第九番)が演奏された。LA各地、サンフランシスコ、そして日本からの参加者30名も加わり、総勢250名の日米合唱団に76名の米国人オーケストラ。これだけの人数が集まると舞台は壮観で、演奏はダイナミックだ。

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 いわゆるオーディオ機器がでてくる少し前の60年代半ば、当時の物心のついた子供たち同様にスピーカーがひとつだけの電蓄、ステレオ装置以前のレコードプレーヤーでビートルズやストーンズの同じ曲を何度も繰返して聴いていた。

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 2009年、真夏の夜のロサンゼルス、ウォルト・ディズニー・コンサートホールに大合唱が鳴り響いた。多くの感動を与えて成功を収めたコンサート「Bridging USA and Japan(日米の懸け橋)」は、ベートーベン第九交響曲「歓喜の歌」を362人が声高らかに歌い、スタンディングオベーションを浴びた。日系史に名を残した合唱団は公演終了をもって解散したが、団員の情熱は冷めることはなかった。「また、みんなと歌いたい」という声が多く聞かれ、ロサンゼルスとオレンジ郡に分かれて練習した2つのグループが、それぞれ新たな合唱団を結成。「日米友好の絆を深める」をテーマにスタートした第九プロジェクトは、各団体が独自の活動で日本や地元と交流し、目的を実行している。東日本大震災の復興支援では、救済コンサートを開いて、被災地へエールを送る熱唱で多額の寄付金を集めるなど「合唱の力」を見せつけた。団員たちは原点の第九を尊びながら、今年も元気に声を合わせて歌い継ぐ。「日米の懸け橋」となって…。【永田 潤】