Browsing: 編集

磁針
0

 取材に行き羅府新報の記者だと名乗ると様々な反応をもらう。「親が読んでいた」「まだあったの」「届くのが遅い」「長く購読している」「知らない」。よくあるこれらのリアクションに「おかげさまで116年続いております」と答えるが、その数字には驚かれることが多い。  先日、40年購読しているという女性に会った。

磁針
0

 ロサンゼルスを中心に配布されてきた日本語無料情報誌『ブリッジUSA 』がこの10月号をもって廃刊という。当地での情報誌の草分け的存在であり、27年前の創刊以来、タウン誌として日系スーパーや食堂などに置かれ、私たちに日本語で情報を提供してくれてきた。

磁針
0

 泥棒を捕まえてから縄を綯(な)うように、まだ羊を折っている。全く、羊年を迎える準備がなっていない。元日には、お正月行事がリトル東京で盛大に開催され、あの寒さの中、賑わった。その中で、かじかむ手をさすりながら折り紙をさせてもらった。

磁針
0

 人間はしょせん他人の心の内はわからない。だからこそ心を開いて話し合う必要がある。その道具が言葉であり、言葉は時代と共に変わってゆく。時と共に常に新しい言葉が生まれたり消えたり残ったりする。どういう言葉を使えば自分の気持ちが相手に伝わるのか。人は膨大

磁針
0

   「この男、ちょっと知っているんだよ」  新聞を読んでいた友人のRさんが紙面から顔をあげてボソッとつぶやいた。  浮かない顔をしているので訳をたずねると、一週間ほど前に同じ男の記事がトリビューン紙の一面に見出しが出て、中ほどには1ページを割いて