
菊地日出男さん死去:大衆・伝統の芸能文化に貢献
南加日系社会においてカラオケや日舞、民謡など大衆、伝統の両面で日本の芸能文化の発展に大きな貢献を果たした菊地日出男さんが2日、リンカーンパークの介護施設ケイアイ・ロサンゼルスで亡くなった。97歳だった。長男のスティーブさんによると、死因は新型コロナウイルスの感染症。葬儀は未定。また1人、日系社会の名物男がこの世を去った。
南加日系社会においてカラオケや日舞、民謡など大衆、伝統の両面で日本の芸能文化の発展に大きな貢献を果たした菊地日出男さんが2日、リンカーンパークの介護施設ケイアイ・ロサンゼルスで亡くなった。97歳だった。長男のスティーブさんによると、死因は新型コロナウイルスの感染症。葬儀は未定。また1人、日系社会の名物男がこの世を去った。
LA歌謡クラブは、秋恒例の歌謡ショー「歌の仲間たちと共に」を11月22日、ホリデーイン・トーレンスで開き、歌仲間約30人が約50曲を熱唱し、参加者250人を魅了した。約70年から80年前にはやった懐かしいメロディーを披露し、大いに盛り上げた。
大きなダンボールの箱を重そうにオフィスに持ち込んだのは三世のAさん。中身はぎっしりと詰まった古い日本のレコードでした。浪曲あり戦前戦後の流行歌あり、うっすらとにおうカビの臭いさえなつかしい。 「誰かこのレコードを聞きたい人はいませんか
2006年に95歳で他界した父は、戦後には、佐賀県の職業安定課で課長まで務めたあと、労働省の地方事務官(失業保険審査官)に取り立てられ、そのまま公務員ひと筋の人生を送った人だった。 その父は、生地である佐賀では、創作民謡の作家としても知られていた。