Browsing: 長井智子

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 今日は3月31日。本当なら私は今ごろ、カリブ海を航海するクルーズ船で夢のような時間を過ごしているはずだったのに…。  日本や欧州に住む音楽仲間との再会も楽しみにし、14カ月待ち続けたバケーションプランは、コロナのおかげで木っ端みじんになってしまった。  マイアミから出港の6日間。

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 「小学校の勉強で好きな科目は?」と聞かれたら迷わず「体育と図工!」と答える子供だった。ところが体育は「得意」だったが、図工のほうは「好きこそものの上手なれ」とはいかず…。悲しいかな、私は「ぶきっちょ」な子供だったのだ。  いつも母と開いた本があった。

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 先日25日は南加の美術館に無料で入館できる年に1度のミュージアムデー。しかもお得な特別メニューで外食ができるレストランウイークまで開催中(31日まで)。こんな日に家でくすぶっている手はないと、友人と連れ立って現代美術館MOCAに行ってみることにした。  小東京日本村を起点に、歩いて2番街を西へ。

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 「靴を履かなくてもオッケー」というのは最新のオフィス模様のトレンドだそうだ。Shoeless Office Policy つまり「土足厳禁」という会社が出現しているらしい。社員はソックスや持参のスリッパで勤務。本人がしたければ、裸足でも良いらしい。   会社で食事が無料で食べられるとか(それも高級レストラン並みのクオリティーで)、リフレッシュ用のジムや娯楽室があるとか、話題になるのは大抵がシリコンバレーの若いスタートアップ企業だ。

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「北米川柳道しるべ」という小冊子を頂いた。2011年初版、全96ページには、戦前、戦中、戦後にアメリカで暮らした人たちの川柳が時系列でまとめられている。編者の関三脚さんによる注釈があるので、時代背景もよく分かる。もともと川柳には「クスッ」と笑える要素があって楽しいが、読み始めたら面白くて止まらなくなった。

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 最近、変なトマトに開眼した。黒いトマト、茶色や緑のトマト、暗緑色と暗褐色が入り混じった色彩でデコボコな形のトマト。これらはエアルームトマト(Heirloom)という名称で、しばらく前から世間で流行中だった模様である。土曜のダウニーのファーマーズマーケットで、他の買い物客と「見た目が悪ければ悪いほどおいしい気がする」と意見があって嬉しかった。

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 これは日本に住んでいた頃の経験。中学受験の盛んな都心の小学校で息子は友だちと楽しく塾通いし、私は受験のイロハに目を向けていた当時、「どうなのだろう、これって」と思っていたことがある。目標校選びでは進学率や評判、通学時間、果ては制服のかっこ良さまでいろいろな指針があったが、校風については案外気にされていない様だった。

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 同じ名前でも日本とアメリカではこうも違うかと驚くことがある。  1年ほど前にサンディエゴのお洒落なグルメモール「リバティーマーケット」のドリンク店で、KOMBUCHA ON TAPという品目を見た。店員が「日本から来たお茶だ」という。試飲させるというのでお願いしたら、シュワシュワとした喉ごしの、ちょっとツンとくる、やや甘めのノンアルコールビールのような冷たい飲み物を出された。

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 人の命には限りがあるが人間が生み出した素晴らしい創造物には永遠の命が与えられることがある。ローマの遺跡にしろ、紫式部の源氏物語にしろ、元々はその時代に生きた人間の手で作り出されたものだ。では、われわれの現代からは何が未来に残されていくのだろうか。  1週間ほど前にポール・マッカートニーの公演を見た。