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 シアトルを発って日本へ。この春も、私たち夫婦の3カ月の介護の旅が始まった。  福岡の私の母は、95歳。この数年は、車で1時間ほどの所に住む妹が実家に通ったり泊まり込むなどして、ひとり暮らしの母を支えている。高知の夫の両親は、94歳と91歳。同居中だった義妹が2人の毎日を支えるようになって4年になる。

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 介護のため帰省している高知は今、新緑の中にある。このところ抜けるような青空が続き、とりわけ柿の梢の緑が美しい。  と、義母が、「柿の葉茶を作る」と言い出した。柿に限らず、ドクダミ、青シソ、クコ…と、義母は何十年も自家製の茶葉をシアトルまで送ってくれていた。

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 夫の郷里、高知で迎えた新年。正月料理は高知流に、鯖の姿ずしなどを大皿に盛りつけた「皿鉢料理」だが、少しながらおせちも準備した。  海老、昆布、豆などおせち料理の食材にはそれぞれ、「腰曲がるまでの長寿」「喜ぶ」「まめに暮らす」など意味づけがある。

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 まさかと驚いた1995年の阪神淡路大震災や、繰り返される映像に胸のつぶれる思いがした5年前の東北大震災に続き、地震とは縁がないとばかり思っていた熊本で大地震が起きた今年。  四国・高知へ帰省すると、夫の実家の玄関先には、津波時の避難荷物がまとめられている。

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 今月初め、「大型で強い」という台風18号を、高知の海辺の家で迎えることになった。  台風接近を伝えるニュースに、義父は一日がかりの準備を始めた。戸外にある物はすべて屋内に取り込み、庭の枯葉などもきれいに取り除く。

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   急坂に刻み込まれた階段を、ヨイショヨイショと掛け声かけながら300段近く。息を切らしながらようやく小高い丘の頂に到達した。木々の間からは、眼下に四国霊場33番札所の雪蹊寺が見える。太平洋も見える。  この春、高知・桂浜に程近い夫の実家を訪ねた

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   新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。お正月なのでまず笑って読める気楽な話を。  昨秋京都のあちこちを友人に案内され歩いた。京都入りの前に土佐の高知に行き、桂浜の坂本龍馬記念館などを訪れたこともあり、京では因縁と

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 最近、電車の中で席を譲られることが多い。せっかく立った人が、いいえ大丈夫ですとか、もう直ぐですからとか断られバツの悪い思いをしている場面も見かける。私の場合は疲れてなくても気持ちよく応じ、きちんとお礼をいうことにしている。降り際にもう一度ありがとうと言えば双方が気持ちよい。