Brain Cancer
拙稿の中で英語の「Brain Cancer」を「脳癌(がん)」と訳した。オンラインの英和辞書で一応チェックした、上でのことだが。 ところが、編集者から「日本語では脳癌とは言わずに脳腫瘍と言います」と赤点をつけられてしまった。 確かに、「胃癌」「肺癌」「乳癌」とは聞くが、「脳癌」とはあまり聞かない。口に出しても違和感がある。
拙稿の中で英語の「Brain Cancer」を「脳癌(がん)」と訳した。オンラインの英和辞書で一応チェックした、上でのことだが。 ところが、編集者から「日本語では脳癌とは言わずに脳腫瘍と言います」と赤点をつけられてしまった。 確かに、「胃癌」「肺癌」「乳癌」とは聞くが、「脳癌」とはあまり聞かない。口に出しても違和感がある。
「アナログ」(Analog)。連続した量(例えば時間)を他の連続した量で表示することを意味する。 アナログと対比されるのが「デジタル」。アナログが情報を電圧や電流などの物理量で表すのに対して、デジタルは数字で表す。 それが転じて、「新しいもの」をデジタル、「古いもの」をアナログと表現されている。
8月、NHKスペシャル『本土空襲・全記録』と『戦後ゼロ年 東京ブラックホール』を見た。 これまで極秘だった膨大な量のGHQやCIAの機密文書とフィルムに基づいてNHKが制作した超一級ドキュメンタリーだ。 米軍は当初、府中の中島飛行機工場を狙った。
テレビを見ながらふと自分世代の日本のテレビの変遷を走馬灯のように思った。ゼロから体現した現代までを辿ってみた。 戦後の子供の頃、貧しい日本にテレビはまだ無かった。ラジオの時代で、夜は居間で家族がNHKのクイズ番組やドラマなどを聞き楽しむ一家団欒の光景があった。テレビなど想像の外だった。
400年前に築かれた日本三大名城の一つ熊本城が、1年前の大規模地震で甚大な被害を被った。天守閣は瓦がはがれ、屋根には雑草が生えた無残な姿を晒している。櫓など13棟が損壊、石垣も崩れ、戦後最大の文化財被害だという。NHKスペシャル「熊本城再建」を興味深く見た。 4K高精細カメラを搭載したドローンを使って、危なくて人が近づけない所も撮影。
久々に日本の桜をゆっくり楽しもうかとのん気に考えていた。そうしたら、突然東京のど真ん中で働くことになって、日々あくせくしている。 満員の地下鉄に乗るとか、高層ビルの合間をサラリーマンとともに早歩きするとか、今までの人生で全く縁のなかった世界だ。ドラマや映画の中であたふたしている滑稽な人間を、遠く離れたところから眺めているようでもある。
まさかと驚いた1995年の阪神淡路大震災や、繰り返される映像に胸のつぶれる思いがした5年前の東北大震災に続き、地震とは縁がないとばかり思っていた熊本で大地震が起きた今年。 四国・高知へ帰省すると、夫の実家の玄関先には、津波時の避難荷物がまとめられている。
羅府新報が経営危機をコミュニティーに報告する社告を出して2カ月。瞬く間にあちこちで話題になった。 日本の新聞社、ロサンゼルスタイムス、NHKやKPCCなども取材に訪れ、社長や編集長にインタビューしたり、スタッフの働く姿や、年季の入って黄色に変色した古い新聞を撮影したりしていく。
去る8月に鹿児島県の種子島宇宙センターから飲料水や食料、実験装置など約6トンの重要物を載せ打ち上げ成功した日本の無人宇宙物資補給機である「こうのとり」5号機。これを5日後、国際宇宙ステーションに滞在中の日本人宇宙飛行士がロボットアームで見事キャッチに成功、こうのとりはしっかり宇宙船に取り付けられた。素晴らしい。