日米文化会館:「子供の日」祝い文化紹介―参加者が体験学習

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早朝の小東京を元気に駆け抜けるちびっ子ランナーら


カラーリングした鯉のぼりの凧を揚げる子供たち

 日米文化会館は15日、会館とノグチプラザで日本の「子供の日」を祝う5月恒例のイベントを開いた。4歳から12歳までを対象に日系の子供のみならず多くの人種の子供たちが数種の日本文化を体験学習した。同イベントは今年で27回目を数え、ワークショップを開いたりステージで各種パフォーマンスを演じた。
 ステージでのショーは日本舞踊や太鼓演奏、空手などが次々に披露されイベントを盛り上げた。各ブースでは、子供たちがぬり絵や鯉のぼり、凧(たこ)などのクラフトの作品作りに励んだ。
 二世週祭に参加する団体もブースを出した。「七夕まつり」は七夕飾りの花を、「ねぶたまつり」は小さな子供ねぶたを参加者と一緒になって作った。

熱戦を繰り広げた3対3バスケットボールゲーム

七夕まつり実行委員会の依頼で本場の仙台から訪米した鳴海幸一郎さんは、七夕飾りの制作指導に当たった。参加者が力を合わせて黙々と作り続ける姿を見て「昔の日本を見ているよう」と感心し、「仙台も日系社会のように団結して七夕まつりに取り組むべき。感動した」。教えに来たというが、「逆にコミュニティーのあるべき姿を教えられた」と述べた。
 日本文化を体験学習するワークショップは和菓子(団子)とすしが紹介された。和菓子作りは小東京の風月堂オーナーのブライアン鬼頭さんが指導。トーレンスから来たミッチェル・シロタくん(4)はお父さんのネルソンさんと参加し、小さな手で生地をこねて団子を作った。「団子を切ったりしておもしろかった」。一生懸命作った団子を口に入れ「とってもおいしい」と笑顔で話した。ネルソンさんは、「団子は日系スーパーマーケットで売っているのを見たことがあるだけで初めて作って、息子にはいい経験になり勉強になった」と述べた。
 文化紹介と並行し、同会館前の公道を封鎖して2つの子ども向けスポーツイベントが行われた。「ちびK」はちびっ子ランナー約150人が早朝の小東京を元気いっぱいに駆け抜けた。コートの半面を使った「3対3」バスケットボールトーナメントは、日系ユースリーグで活躍する少年少女たちが熱戦を繰り広げた。【永田潤、写真も】

七夕飾りの花の制作を指導する鳴海幸一郎さん(左端)


団子作りに励むミッチェルくん(左)とネルソンさん


巻きずしを初めて作るマイロ・フロートくん(左)とポーター・ワティカーくん

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