IACEトラベル創業40周年記念:全米日系人博物館に寄付ー社員が気持ち込め「恩返し」

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アケミ・ヤノ館長(中央左)に寄付金のチェックを手渡す石田圭子IACE社長(同右隣)と社員ら

 今年、創業40周年を迎えたIACEトラベルは6月25日、ニューヨーク本社から石田圭子社長兼CEOが小東京の全米日系人博物館を訪れ、アケミ・ヤノ館長に寄付金4045ドルを贈った。寄付は、2月に実施した40周年記念キャンペーンの売り上げの一部で、「社員の気持ち」という日系社会への「恩返し」を行った。
 同社は2007年から毎年、販売キャンペーンの中から博物館への寄付を継続。今年は2月にウエストLA、ガーデナ、オレンジカウンティーの3支店で一斉に実施した。
 石田社長は、寄付を「社員一同の気持ち。IACEの元気さを出したかった」と表現。「来年も何かしらのイベントを企画し、もっと多くの金額を贈りたい。がんばりたい」と意欲を示した。

IACEの新規事業企画部・長谷川大介マネジャー(左)と握手を交わすヤノ館長

 ヤノ館長は「毎年の多大な寄付をありがたく思う」と述べ、「IACEは、われわれ日系人と日系社会の歴史をよく勉強し、博物館の役割の重要性を理解して支援してくれる。とてもすばらしい」と敬意を表した。日系史の伝承は「(特に若者への)教育が大切」と力を込め、「受け取った寄付金は、教育プログラムに役立てられると思う」と話した。
 IACEの新規事業企画部・長谷川大介マネジャーによると、寄付は社員の発案で「旅行業を通して社会貢献を果たす」という社の理念を実践するもの。さらに、地域に根ざした旅行社を目指し「日系社会に支えられてきた」という同社にとって、博物館への寄付は「恩返し」とし、日系社会の礎を築いた先人への敬意の表れだという。日系社会の支援は、他の慈善活動を行うさまざまな団体へも行っており、資金集めのイベントなどに参加、商品を提供するなどして協力を惜しまない。
 IACEトラベルは1970年2月にニューヨークで創業。「地域密着」の旅行会社を目指し多店舗展開し、今では社員約600人を擁し、全米主要都市21支店、日本、アジア、カナダを含めると60支店に広げるまでに成長を遂げている。【永田潤、写真も】

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