ロバート・ケネディーコミュニティー学校:工費5億ドル超の校舎 9月開校  

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 9月からロサンゼルス・ダウンタウン西方に「ロバート・ケネディーコミュニティー学校」が開校する。
 同校は1968年にロバート・ケネディー上院議員が、民主党の大統領候補指名戦のキャンペーン中に暗殺されたアンバサダーホテルの跡地に建設された。同校の総工費は5億7800万ドル。米国で最も総工費の高い公立学校となった。
 校内の造りは以前のホテルの面影を残し、駐車場やファインアートの壁画、最先端のプールなど完備。K−12(幼稚園から高校3年生まで)の学生を対象としており、4200人の生徒が今後この高級感溢れる学び舎で勉強することになる。
 窓が少なく刑務所を思わせる従来の学校とは異なり、画期的で明るい学習環境だと賛成の声がある一方、近年起こった教員約3000人の大量解雇や授業数の削減、さらにロサンゼルス統一学校区は6億4000万ドルの赤字に直面していることなども受け、豪華建築の学校に批判の声も高い。
 また高校退学率が約50パーセントの加州で、ここまでの学校施設を作るのは税金の無駄遣いなのではとの懸念もある。
 ロサンゼルス統一学校区の施設は米国内の教育機関のなかでも2番目に総工費が高いことでも知られており、2008年に開校したエドワード・ロイボル・ラーニングセンターの総工費は3億7700万ドル。2009年に開校したビジュアル・アンド・パフォーミングアーツ高校は2億3200万ドルの建築費がかけられている。

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