がってん回転寿司オープン:中国系をターゲットに「ネタのいいすしを安く」

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マグロを捌く日本人板前

 北関東を中心に日本で回転ずし200店をチェーン展開し今秋、米国進出を果した「がってん寿司」(本社セリトス・山本幸成CEO)の米国2号店が12月3日、モントレーパークにグランドオープンした。中国系をターゲットとし「新鮮なネタのうまいすしを安く」をモットーに商売繁盛を期する。

グランドオープンした「がってん寿司」モントレーパーク店

 店はフリーウエー10からすぐ南のアトランティック通りに面し、周りは中華系が多く住みまた、中華系の大型スーパーマーケットや大小のモールがあり立地条件がいい。同店が出店したモールは、映画館や洒落たカフェ、ファンシーな中華レストランなどの店舗が並び分譲の高級コンドミニアムも入る新築コンプレックス。多店舗化を図る「がってん寿司」が全米に飛躍する最高の舞台が整えられている。
 店内はさまざまのネタのすしが回り彩る。無数の皿がコンベアに載せられ、お気に入りのすしが流れて来るのを待って取る。もちろん、注文もOK。内装は、美しい木目のテーブルなど純和風の造りの落ち着いた雰囲気で、ゆったりとくつろげる。全120席は、カウンター80席に加え、テーブル、ブースを設け家族そろって食事ができるのがうれしい。
 店の売りは、新鮮なネタ。日本から空輸したアジ、真鯛、はまち、ひらめ、かんぱちの他、マグロはハワイや近海で捕れた本マグロにインド洋の南マグロはトロに脂が乗ったとろけるうまさだ。時期によっては、生のサーモンが入荷。頭の付いた鮮魚丸々一匹を客の前で捌(さば)いたりもする。

純和風の店内。落ち着いて食事ができる

 メニューは、握りや巻き物などのすしに限らない。揚げ出し豆腐、天ぷら、フライドチキン、たこ焼き、枝豆、冷や奴、みそ汁、デザートまでと幅広く、すしや生魚がだめな人を連れて行っても心配ない。活きのいいのは魚だけでなく、店員も元気。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」や「ヤミー」「がってん、承知」の雄叫びが店中に響き渡り、活気に満ち溢れている。
 ターゲットを中流階級の上層部に絞り、約100種類という豊富な品揃えで一皿1・5〜5ドルの価格に抑えた。すしを盛る皿は柄により値段(1・5、2、2・5、3、3・5、5ドル)が確認でき、財布と相談しながら安心して食べられる。
 開店してまだ1カ月ほどだが、早くも週末のディナー時には行列ができる盛況ぶり。狙い通り多くの中国系の客で賑わいを見せている。近くに住み、すでに常連客となった中国人の李潔陶さんは「いろいろな種類があり、目で見て楽しめる。手頃な値段なのがうれしい」と話した。 
 米国1号店を9月にセリトスに開けたがってん寿司。まずは、すしに馴染みのあるアジア系をターゲットに南カリフォルニアを拠点に全米展開を目指す。3号店を来夏、アーバインに出店を予定している。山本CEOは「ぜひ一度食べにきて味を知ってもらいたい。鮮度のいいネタを安価で提供している」と自信たっぷりに話す。
 営業時間は、午前11時から午後9時半。金、土曜日午後11時まで延長される。
Gatten Sushi
500 N Atlantic Blvd. Ste A-125
Monterey Park, CA 91754
(626) 457-5943
gattenusa.com/
【永田潤、吉田純子】

豊富な種類のすしが回転する店内

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