ロサンゼルス統一学校区(LAUSD):新学期始業日を変更

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 ロサンゼルス統一学校区(LAUSD)理事会は14日、同学校区の小・中・高校で、2011年から新学期の始業日を通常より2週間早い8月15日からとし、学期終業日を6月1日にすることを承認した。
 学期始業日は今まではレーバー・デーの直後であった。理事会当局は授業日数を多くすることで、生徒の学力向上を図り、共通テストの成績を上げるねらいがあるとしている。また新たな日程の導入で、冬休みに入る前に期末試験を受けることになり、前半期を終了させることができるので生徒にとっても好都合であるとしている。
 一方で批評家などは、サンフェルナンドバレーなど暑い気候の地域で、冷房設備のない古い建物の学校では、最も暑い8月の中旬から新学期を迎えるのは、生徒の健康面を懸念すると問題があると訴えた。
 同日行われた理事会では、度重なる財政難の解消を目指すため企業と提携し、LAUSDの施設の命名権を企業に販売する提案も承認した。これにより、企業は学校内のカフェテリアに企業のロゴ付き看板の設置や、運動場や建物の名称に自社名を付ける権利を購入することができる。
 LAUSDは財政悪化の影響で教師の解雇や美術、体育などの授業削減が行われていた。企業との提携により、LAUSDは1800万ドルの歳入を見込んでおり、雇用や授業科目の確保のほか、フードサービスやその他関連プログラムの運営に充てる計画という。
 今回の決定に先駆け、LAUSDのアーリタ、サンバレー、フランシスポリテクニック高校の3校では8月9日に、その他17の高校と小学校1校は16日に、新しい学期制採用に伴い夏休みが短縮され、通常より早く新学期をスタートさせていた。

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