CAPE パーティーおよび授賞式開催:アジア系のハリウッドでの活動支援

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会場内の様子。エンターテインメント業界で活躍する多くの関係者が集まった

CAPE(The Coalition of Asian Pacifics in Entertainment)が主催する毎年恒例の活動資金集めのパーティーと授賞式が2日、ロサンゼルス・ダウンタウンの聖ビビアナ大聖堂で開催された。同団体に所属するアジア系俳優や脚本家、映画テレビ業界関係者などが集い、今年活躍した俳優、テレビ局エグゼクティブへの授賞式も行われ、エンターテインメント業界での活動基盤の拡大を図るイベントとなった。
  

「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」(「Dancing With The Stars」)に審査員として出演中のキャリー・アン・イナバ

CAPE(ケイプ)とは、ハリウッドで働くアジア系が、業界内での交流や後輩育成のために、1991年にロサンゼルスで設立した非営利団体。セミナーや試写会、キャスティング・ワークショップのほか、脚本コンテストなどを催している。同コンテストの優勝作品は映画化への道が開けたり、テレビシリーズに採用されるなど、団体内での横のつながりが生かされている。会員は俳優や監督、脚本家、ジャーナリスト、映画会社のプロデューサー、テレビ局関係者、エンターテイメント弁護士に至るまで、業種も多岐に渡る。
 CAPEのスティーブ・タオ会長は、同団体の活動内容を「俳優に限らず、エンターテインメント業界で働くアジア系の人々のキャリアをサポートすることが目的」とし、「アジア系が業界内で活躍の場を広げられるよう、ネットワーク拡大に力を入れている」と述べる。
 イベントには、ハリウッドで活躍する日系人の姿も見られた。
 

日系人俳優のルイ・オザワ

テレビ「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」(「Dancing With The Stars」)で審査員として出演するキャリー・アン・イナバは日本、中国、アイルランドの血を引き、日本文化を「自身の一部」と捉える。過去に2年ほど日本で芸能活動をしていた経験もあり、滞在中は「自分のルーツを発見した気持ちだった」と当時を振り返る。
 20世紀フォックス映画「プレデター」に出演し日本人殺し屋役を演じた俳優ルイ・オザワは台湾人の父と日本人の母を持つ。アジア系であるが故に壁を感じることはあるのかとの問いに、「最近は東洋人の監督や脚本家も増え、だんだん良くなってきている」と述べた。「プレデター」に出演を果たし、「日本にいる両親の前で試写会を迎えられたことが大変うれしかった」と流暢な日本語で親への思いを語った。「今後も映画に出演し、いつか日本でもやってみたい」と意欲を示す。
 「硫黄島からの手紙」の脚本家アイリス・ヤマシタや、映画製作者兼翻訳家としても活躍する長土居政史らもイベントに参加した。
 授賞式では、ケン・チョン(映画「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」)にブレイキング・スター賞、ニーナ・タスラー(CBS局のエンターテインメント番組部門代表)に功労賞が贈られた。【吉田純子、写真も】

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1 Comment

  1. 順子ちゃん

    エンターテインメント ダウンタウン情報記事 ご苦労様!!!
    来年もいい記事 期待しています。

    優子

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