ドナー登録を呼びかけ:骨髄移植待つクリス・石田さん

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骨髄移植の適合者を探しているクリス・石田さん



 カリフォルニア州クレアモントのピッサー大学に通う日系ハーフのクリス・石田さん(19)は現在、骨髄移植の適合者を探している。
 イリノイ州グレンビュー出身の石田さんは昨年12月の冬休みに突然、起因不明の疾患「再生不良性貧血症」と診断され、医師から骨髄移植が必要との診断を受けた。再生不良性貧血症とは、主要な血液の構成要素を造成することができなくなるもので、骨髄移植なしでは死に至る場合もあるという。
 骨髄移植の適合者は、父親と母親からそれぞれもらった血液の遺伝子の組み合わせから決まるため、自身と同じ人種背景を持つ人から見つかるのがほとんどだ。日本人と白人のハーフである石田さんは、適合者を見つけるのが単一人種の人に比べ複雑になる。家族の中に適合者はおらず、現在はすでに登録している全米骨髄バンクを通じて、適合者が見つかるのを待っている。
 全米骨髄バンクには現在、約800万人の登録者がいる。うち、74%が白人系で、10%がヒスパニック/ラテン系、アジア系とアフリカ系はともに7%で、石田さんのように複数の人種背景を持つ登録者は3%と極めて低い。石田さんの家族は、「骨髄移植を真剣に必要とする多くの患者の生存に大きく貢献することができる」として、多くの人にドナー登録を呼びかけている。
 ドナー登録に関する情報は、全米骨髄バンクで—
 www.marrow.org/
 または、アジア系をはじめ、ハーフやさまざまな人種背景を持つマイノリティーのドナー登録を増やす活動を目的にリトル東京サービスセンター内に設立された「A3M」で—
 www.A3Mhope.org
 その他石田さんについての詳細はホームページで—
 www.caringbridge.org/visit/chrisishida
【中村良子】

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