中西部襲う豪雪:北東部にも拡大

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 1日から中西部を襲っている豪雪は、北東部にも拡大し、激しい吹雪と積雪により、休校や空の便の混乱などが相次いでいる。地元自治体は雪と寒さによる人的被害を食い止めるため、住民に警戒を呼び掛けている。
 シカゴ市では2日午前までに19・5インチ(約49・53センチ)の積雪が記録され、過去3番目の降雪量を伴う猛吹雪となった。また過去12年間で初めて公立校が休校となり、各地の道路が閉鎖。相次ぐ交通事故の影響で、100人以上のドライバーらが最長12時間、車内に閉じ込められた。
 米国内でも主要空港のひとつとされるシカゴ郊外のオヘア国際空港は3日まで閉鎖される見通しとなり、航空各社の同空港発着便は2日、すべて欠航となった。同空港の閉鎖により、各地で空の便に乱れが起きている。米国内の航空情報を提供するウェブサイト「フライトアウェア」によると、全米の空港で5300便以上が欠航となった。
 ミズーリ州では18インチ(約46センチ)、インディアナ州北部やカンザス州南東部、オクラホマ州でも降り積もる雪は膝の高さ(約30センチ)まで達した。ニューヨーク市でも2日正午までに3/4インチ(約2センチ)の積雪が観測された。
 荒天の影響で木の枝や電線が切れる危険性もあるとして気象予報官が注意を促していたが、2日には停電が発生し、オハイオ州では20万世帯の住宅とビジネスが、ニュージャージー州とペンシルベニア州では10万世帯で一時電気が使えなくなる事態となった。オクラホマ州では救助隊が夜を徹して立ち往生した車の捜索活動を行った。
 在シカゴ総領事館は1日、管轄地域の日本人に対し、大雪を理由に同日午後から2日まで「領事窓口業務を停止する」と電子メールで通知。「不要不急の外出を控えてほしい」と要望した。
 ナショナル気象サービスによると、今回の大雪はカナダから徐々に広がってきた冷気が、南部からの湿気を含んだ温かい気流とぶつかり発生したとみており、今後も各地の降雪量はさらに増えると予測している。  

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