南加庭園業連盟:原田さんが会長に就任、「社会から尊敬される会に」

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山崎前会長の先導で就任宣誓する連盟役員と、コープ役員メンバー


原田新会長(右)に木槌を手渡す山崎前会長


 昨年創立55周年を迎えた全米最大の日系職業団体「南加庭園業連盟」(19組合、会員約1200人)は6日、モンテベロのクワイエットキャノンで新年会および新役員就任式を催した。今年は、2年の任期を終了した山崎ブライアン前会長に代わり、ロングビーチ組合の原田フランクさんが新会長に就任した。
 40年間庭園業者として働く原田会長は就任のあいさつの中で、過去2年間にわたり連盟のために尽力した山崎前会長に感謝の言葉を述べるとともに、「今後も改革すべきところは改革し、メンバーのみならず日系社会の皆さまから尊敬される団体にしていきたい」と抱負を述べた。
 「英語をあまり使う必要がない」「手先が器用」「比較的不景気に左右されない」などの理由から、1970年代には日系人の3人に1人が庭園業者として働いていた。その真面目さ、器用さ、忍耐力の強さなどで米国社会から厚い信頼を得ることができ、南加日系社会の土台を築いた。
 しかし、専門職の多様化や会員の高齢化などにより連盟の会員数は年々減少を続けている。一時は5000人を数えた会員数も、現在は1200人程度となり、慢性的な後継者不足にも直面している。
 原田会長は、これら事実を真剣に受け止め今後の対策を講じることを会員に約束した。また、ビバリーヒルズやパロスバーデスなど一部地域で、騒音の問題から枯れ葉を集める「リーフブロワー」の使用が禁止されたことに触れ、「再度利用が可能になるよう、連盟として市議会などに積極的に働き掛けていきたい」と述べた。
 南加庭園業連盟では、前会長から新会長に木槌を贈呈するのが恒例となっており、この日も山崎前会長から原田新会長に手渡され、「連盟を引っ張っていってほしい」とエールが送られた。

南加の日系史を大きく支えてきた同連盟の長い歴史を称える小田切領事


 新年会では、来賓を代表し大日本農会南加支会の野崎住吉会長、日米文化会館のクリス・アイハラ専務理事、全米日系人博物館のダレル・モリ副館長、南加県人会協議会の比嘉朝儀会長、南加日系商工会議所の半田俊夫会頭、在ロサンゼルス日本国総領事館の小田切敏郎領事らがそれぞれ、南加の日系史を大きく支えてきた同連盟の長い歴史を称えるとともに、南加の街に緑をもたらす庭園業者にあらためて敬意を示した。
  2011年の新役員は次の通り。(敬称略)
 ▽会長=原田フランク▽第1副会長=荒木慶一▽第2副会長=藤谷征一▽秘書=古川デレック▽会計=岡林茂▽特別会計=小田和男▽監査=米原タック
 2011年のコープ新役員は次の通り。(敬称略)
 ▽会長=新垣安徳▽第1副会長=祐福豊▽第2副会長=濱田正▽秘書=玉井信之▽会計=親泊元吉▽会計輔佐=小田和男▽監査=米原タック
【中村良子、写真も】

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