南加県人会協議会:比嘉会長ら新役員が就任ー「遺産継承」と「県人会活性化」を

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比嘉会長(右から7人目)とともに宣誓、就任する2011年度の新役員ら

 加盟する41県人会を統括する「南加県人会協議会」は2011年度新役員就任式と親睦会を13日、モンテベロのクワイエットキャノンで開催、昨年11月に開かれた理事会の会長選挙で勝利し選出された比嘉朝儀氏(沖縄県)以下、新役員25人が誕生した。比嘉新会長は「次世代への遺産継承」と「密接な関係構築による県人会の活性化」を掲げ、日系社会の発展に貢献する決意を表明した。

就任演説を行う比嘉会長

 就任のあいさつに立った比嘉新会長は、各県人会を設立し存続させた先人の業績に敬意を表し「彼らが作った歴史と遺産を如何に次世代に継承していくかがわれわれの課題である」と力説した。県人会協議会の活動で、過去31年間にわたり奨学金授与による若い文化人の育成事業の重要性を説き「若者が日系社会のみならず米国社会でも活発な活動を通じて日系社会の発展に大きく寄与している」と強調。引き続き日本文化奨励を軸とする活動方針を示した。
 協議会は、女性や若い会員が加入するなど、新時代の変遷に適応するために組織の体質や機能が着実に変わっているとし「このようないい変化に期待を寄せ、幅広い年齢層からの意見を真しに受け止めたい」と述べた。
 加盟県人会については「協議会の要である各会長と密な連絡を取り合い、各会の活性化を促進したい」。南加の諸団体とは「交流を通じて相互理解に努め、共存共栄につなげたい」と抱負を述べ、「手と手をつなぎ、日系社会の発展にまい進しよう」と連携を呼び掛けた。
 比嘉会長は、沖縄県人会で成し遂げた数々の実績を強調。スピーチで述べた遺産を「1世が苦労して作り上げた歴史などを学ぶクラスを開くなどして受け継いでもらいたい」。また、各県人会については、会長会議を招集し「各県人会の諸問題を協議し、解決に努めたい」と意欲を示す。毎秋、日米劇場で開催する県人会協議会の演芸会は同劇場の修復工事で使用できないため、クワイエットキャノンでの開催を検討しているという。【永田潤、写真も】

比嘉会長(右端)から功労表彰を受ける左から福岡健二、福島厚子、岡本ケイ、野田健一、小林正三の各氏

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