秋田県人会新年会:きりたんぽ鍋囲み親睦―郷土文化堪能、なまはげの演出も

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会場を練り歩いて参加者を怖がらせるなまはげ

 南加秋田県人会は1月30日、今年で6年目となる「きりたんぽ新年会」をトーレンスのレストラン「玉手箱」を借り切って開いた。2年目の柴田法子会長の留任が決定。参加者80人が、きりたんぽ鍋など懐かしい郷土料理に舌鼓を打ちながら、地元の話題で盛り上がり親睦を深めた。
 20代、30代の若い秋田出身者が目立ち、遠路サンディエゴから来た2組の夫婦も参加。また「1度は食べてみたかった」などと、秋田名物のきりたんぽに誘われた他県出身者が多く加わり賑わった。
 柴田会長が新年のあいさつに立ち、同会の年中行事を紹介し「一人欠けても寂しいので、全員に参加してほしい」と願った。春のセンバツ高校野球大会で地元の大館鳳鳴が甲子園に初選出された朗報を紹介。「みんなで応援しよう」と呼び掛け士気を高めた。

きりたんぽの具をよそう(左から)鈴木鈴子顧問、柴田会長、佐藤健副会長

 来賓代表で祝辞を述べた比嘉朝儀・南加県人会協議会会長。「きりたんぽ鍋の湯気の向こうに秋田美人を見ながら食べられる」と顔をほころばせながら、覚えたての秋田弁で「まんず、食ってけれ(どうぞ、お食べになって下さい)」と促した。出身の沖縄をこよなく愛す比嘉さんだが「生まれ変わったら秋田県民になりたい」とリップサービス。協議会の活動を紹介し「各イベントで秋田県人会の多くの会員が奉仕し活躍している」と称えた。
 昨年の夏に秋田で日米協会の国際シンポジウムが開かれ、そのビデオを見せた。シンポジウムに臨席した南加日米協会会長のダグ・アーバーさんが新年会に来賓として招かれ「秋田の思い出」と題しスピーチを行った。竿燈祭に参加し、地元のおいしい料理を堪能、秋田県民の温かいもてなしに感謝し「アキタはすばらしかった。とてもいい思い出ができ、故郷のようで、また行きたい」と絶賛した。
 参加者は、きりたんぽ鍋を囲み、いぶりがっこ(いぶしたたくわん)に地酒を味わった。また突如、なまはげが登場。なまはげは、面を付け、ケデと呼ばれるわらでできた衣装を身にまとい、大きな包丁を手に会場を練り歩いて人々を怖がらせた。料理、民俗など郷土文化を全面に押し出した演出で会は大いに盛り上がった。
 秋田県人会は、きりたんぽ新年会、稲庭うどん・炉端焼きパーティー、きりたんぽ忘年会を三本柱に活動。各イベントは郷土の食文化をテーマとしており、こうした工夫が功を奏して、この2年で新入会員21人を迎え入れることに成功した。柴田会長は「とにかく楽しい県人会にして和気あいあいと親睦したい」と抱負を述べた。【永田潤、写真も】

万歳三唱で新年会は閉会した

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