二世週祭:運営資金集めのルアウ開催―震災犠牲者へ黙とう、復興支援誓う

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東日本大震災の犠牲者に黙とうを捧げる参加者

 今年で71回目を迎える二世週日本祭(マーク・ナカガワ実行委員長)のファンドレイズ「ルアウ」(ハワイ式宴会)が19日夜、小東京の西本願寺羅府別院で催され、支援者やボランティアなど約500人が集まり料理や余興を楽しんだ。東日本大震災に対しては、犠牲者に黙とうを捧げ、日本の復興へ向け日系社会の一員として全力で支援することを誓い合った。
 二世週祭は、甚大な被害が出た東北地方と活発に交流し、郷土伝統の祭りが参加。同祭に2007年に初登場した青森のねぶた祭りは3度、仙台の七夕まつりは一昨年から2年連続で催されている。日本の本場の祭りは、

手を合わせ祈る参加者

やはり一味違い、集客力は抜群。同祭は近年、活況を呈している。
 席上、二世週祭のさまざまなサポート団体と企業の被災者救済の募金活動が紹介された。昨年の同祭の公式ポスターのデザインを担当し、日本と日本文化をイメージとするアパレルメーカー「トキドキ(時々)」は27日、「がんばれ日本Tシャツ」を着て俳優のジョッシュ・デュハメルとサンタモニカビーチ(2600 Barnard Wayが始点)を約2マイル走るチャリティーラン(午前9時から登録、11時開始)を開催する。参加費の10ドルは寄付で、収益は全額米国赤十字社を通して日本の被災地へ送られる。
 二世週祭女王とコートがあいさつし、プリンセスのクリスティー・サカモトさんは「日本で起こった惨事の復興のための活動支援をもっと促進して、日系社会を挙げて頑張らなければならない」と訴えた。参加者は、所属する他の団体や個人としてすでに活動を行っているが、協力の呼び掛けに、一層の支援の必要性を再認識していた。
 マーク・ナカガワ同祭実行委員長によると、今年の祭りには、ねぶたフロートは出ないものの青森県人会のねぶた囃子とハネトが参加する。七夕まつりのブライアン鬼頭実行委員長は、七夕飾りの制作用の紙の確保ができたとし、開催に意欲をしめしている。
 日本では大震災の犠牲者や不自由な生活を強いられている避難者を思いやり、多くのイベントが中止または延期されており、各種の祭りも自粛されると思われる。だが、米国では桜祭りなどの日系の催しは予定通り実施し、救援募金を行い成果を挙げている。
 二世週祭の詳細は同実行委員会まで、電話213・687・7193。
 www.niseiweek.org/
【永田潤、写真も】

各種ダンスが披露され、ハワイの夜宴を演出し盛り上がったルアウ

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