加州高速鉄道計画:メトロがユニオン駅周辺の土地購入へ

0

 サンフランシスコ、ロサンゼルス、アナハイム、サンディエゴ間を南北に結ぶカリフォルニア州の高速鉄道計画でメトロは24日、開通後は交通システムの中核となる「ハブ駅」の機能を果たすロサンゼルスのユニオン駅とその周辺の土地を7500万ドルで購入する方針を固め、交渉に乗り出した。  
 購入予定のユニオン駅周辺の38エーカーと約600万平方フィートの土地は、不動産投資信託会社プロロギスの子会社カテラスが所有している。交渉が決まれば、同駅を含む周辺地域の開発事業に乗り出す。
 先月、同州高速鉄道理事会は、駅周辺の土地の購入に3000万ドルを投資し、駅のデザインなどに着手すると発表したが、州の公共事業理事会の承認が必要であったのに加え、カテラスと十分な交渉時間が設けられなかった。高速鉄道当局CEOロエロフ・アーク氏は、「州当局は、引き続きユニオン駅に関心を示している。今後はメトロと協力し、提携を結べるかどうかを検討するだろう」との声明を発表した。
 ユニオン駅は1939年にアメリカ最後の鉄道路線駅として建設され、アムトラックやメトロリンク・コミュータートレイン、メトロの3路線、バスが乗り入れしている。
 メトロ当局は、「購入希望価格は妥当な値段」であるとし、高速鉄道が開通すれば、路線の接続が増え、1カ月およそ8万人が同駅を利用し、テナントの貸し出しからも収益が見込めるとしている。

Share.

Leave A Reply