南加栃木県人会:3期目佐藤会長「飛躍の年に」、加藤譲孜氏の叙勲祝いも

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 栃木県の福田富一知事からのお祝いのメーッセージを知事に代わり佐藤会長(左)が加藤譲孜さんに手渡した南加栃木県人会(佐藤芳江会長)が2月27日、総会と新年親睦会をモンテベロのクワイエットキャノンで開催した。昨年「旭日双光章」を受章し、同会顧問の加藤譲孜氏の叙勲祝賀会が行われ、集まった会員約40人がその功績をたたえ祝った。
 来賓として訪れた南加県人会協議会の比嘉朝儀会長は、栃木県の名物にはいちごやかんぴょう、宇都宮餃子、さらに駅弁発祥の地は宇都宮駅であることなどをあげ「栃木県は食に関するナンバー1が多い。食通が多く集まる同県人会の新年会に参加し、加藤さんの叙勲をともに祝えることをうれしく思う。にふぇーでーびる(沖縄の方言で『ありがとう』)」と述べ、喜びを分かち合った。
 今年3期目の続投が決まった佐藤会長はあいさつで、今年の干支のうさぎをあげ、「うさぎのようにホップ、ステップ、ジャンプ。 今年もみなさんにとって飛躍の年になりますように」と会員全員に元気を与え活躍を願った。また、加藤さんの叙勲を「不景気の影響で暗いニュースが飛び交うなか、一点の光を見た思いがした」と知らせを聞いたときの喜びを振り返り、受章を心から祝福した。
 加藤さんはロサンゼルス社会福祉局にソーシャル・ワーカーとして34年間勤めるかたわら、週末にはオレンジ郡仏教会付属オレンジ郡日本語学校で教師として日系人子弟に日本語を教え続けた。退職後は、南加県人会協議会会長など日系社会のさまざまな要職を歴任し、日系コミュニティーの活性化に携わってきた。福祉向上に尽力し、日本語・日本文化教育の振興に寄与したことが認められての叙勲となった。
 栃木県の福田富一知事からも「福祉行政や、日本語教育に貢献しただけでなく、日米両国の友好発展の懸け橋ともいえるこれまでの活動をたたえ、叙勲をお祝い申し上げます」とお祝いのメッセージが寄せられた。
 加藤さんは「感無量の喜び。みなさんからのお力添えがあったからこそ」と感謝の意を表し、35年間教育に携わり「日本文化は奥行きが深い」ことを教えながら再認識したという。同氏のこれまでの功績と穏やかな物腰は「人の役に立てることは素晴らしい」ということを静かに物語っていた。
 祝賀会のあとは、ラッフル抽選会も行われ会員同士親睦を深めた。
 

ラッフル抽選会で会員らは大いに盛り、親睦を深めた

同県人会は毎年夏にピクニックを実施。佐藤会長の夫で、フランス料理レストラン「シェ・サトー」の元オーナー兼シェフの佐藤了さんが毎年豪華フルコース料理を提供し、会員らを喜ばせている。
 また同会長の出身地・大田原市はウエストコビナ市と姉妹都市提携しており、2004年から交換留学制度が始まった。8月に中学3年生14人が訪れ、ホームステイ先で10日間を過ごす。同県人会のピクニックと日程が重なることから、会員の積極的な参加と歓迎を呼び掛けた。【吉田純子、写真も】

(前列右から)南加県人会協議会の比嘉朝儀会長、加藤譲孜夫妻、同会会長の佐藤芳江夫妻と集まった同県人会のメンバー

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