日系パイオニアセンター:平山会長が2年目留任―さらなる社会貢献を

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理事、役員と来賓ら。前列中央が小田切敏郎・万里領事夫妻

 1969年の創立以来、一貫した日本語によるさまざまな社会福祉サービスを無償提供する非営利団体「日系パイオニアセンター」は2月26日、日米文化会館で2011年度総会と新年親睦会を日系担当の小田切敏郎・在ロサンゼルス日本国領事ら来賓を招き催した。昨年就任し留任した平山安正会長以下、役員25人が承認されメンバーは、さらなる社会貢献に向け全力を尽くすことを誓った。

新年度のあいさつに立つ平山会長

 日系諸団体の代表や支援者、メンバーら約90人が集った。ボランティアは、来賓の言葉に励まされ、祝吟と余興の藤間勢涌美会、現地民謡・菊田会の日舞の披露、カラオケ、サイレントオークション、ラッフル抽選を堪能。英気を養い、今年1年の奉仕に情熱を傾ける。
 平山会長は新年度のあいさつに立ち、活動を支える寄付とすべてボランティアというメンバーの活躍を「みなさんの善意」と謝意を表した。15クラス―趣味の詩吟や日本舞踊に加え、教育のコンピュータなどの充実ぶりを誇り、センター発足時の理念「高齢者の憩いの場」を力説した。年金が減額された高齢者の窮状を訴え「パイオニアセンターの活躍が重要視されている」と活動の意義を強調。資金難だが「協力を仰ぎ解決したい。がんばろう」と奮起を促した。
 来賓3氏が代表で祝辞を述べ、スタッフの献身的な活動に「第一線で活躍している」「絶え間ない努力」「深甚の敬意を表したい」など最大級の賛辞を並べ、「日系社会の発展のために、さらなる活躍を」と期待を寄せた。
 小田切領事は昨年8月に赴任して以来、実感したことは「さまざまな日系の団体が結束を保って活動している」と評価。

「おてもやん」を披露する菊田会

同センターについては「細かい手続きを行い、それを支える役員とボランティアに敬意と感謝の意を表したい」と語った。比嘉朝儀・南加県人会協議会会長は、「教育、講演・討論会、レクリエーション、各種文化クラス、福祉サービスなどを提供し『中高年の心のよりどころ』」と称賛した。半田俊夫・南加日系商工会議所会頭は、日本語による心のこもったサービスを「かゆいところに手が届く」と表現。40年を超す歴史を刻む中で、時代、社会、環境の変化に着目し「(年々システムが変わる)メディケアサービスの受け方の説明やコンピュータクラスを開設するなど対応している」と称えた。
 パイオニアセンターは、メディケア、身体障害者、生活保護などの申請手続きを日英両語を話すスタッフが対応にあたり奉仕する。文化・教育部門は、日本文化、コンピュータ、市民権講座、時事英語などと活動は多岐にわたる。
 パイオニアセンターの問い合わせは、電話213・680・1656。
 www.jcpioneercenter.org/jp/index.html
【永田潤、写真も】

童謡を歌う井上みどりさん(左)と新原由美さん

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